インディアンチーフ、フロントフォークまわりです。
もう全部バラバラにすると気持ちが良いです(笑)
チーフといえば、このガーターフォーク。
フェンダーと併せてインディアンの顔みたいな感じですが、本当に顔もフェンダーに乗っかってます。
こんな感じで、縮むと平行四辺形が長方形に近づいて、伸びると角度が鋭利になるような動きをします。
なんか棒1本みたいな感じが素敵です。
棒が2本あるのはハーレーのスプリンガーフォーク。
チーフのフォークは平行四辺形が上にありましたが、
それに代わるものがハーレーは下側、車輪の軸付近にあります。
どちらもスプリングでボヨンボヨンとショックを吸収するのですが…
コンフォートな乗り心地はチーフな印象です。
ブッ飛ばした時の直進安定性と剛性は、ハーレーのフォークに分があるような気がします。
もちろん、現代のオートバイもほとんど同じ仕組み、テレスコピックフォークのインディアンチーフも存在します。
もちろん、ガーターフォークやスプリンガーフォークに比べたらもう別次元の性能です。
さらにもっと古い、1930年代のインディアン。
こちらは板バネを重ね合わせたリーフスプリングフォークです。
今でも貨物的な車はこんなサスを使ってたりします。
ヘタりはしますが、オイル漏れもインナーチューブの磨耗、傷もカンケーありません。
どっちにします?
どっちのフォークもしっかり整備で快適な走行を!(^-^)
ちなみにスカウトはこんな感じのガーターフォーク。
平行四辺形の部分、シャックルの長さはフォークの沈み込みに関係してくるので、なるほどテレスコピックフォークのようにフロント荷重でネックのキャスター角が大きく変化するってのは無さそうです。
まあ、すごいフロント荷重になるほど前のブレーキ効かないんですけどね。
最近スカウトが気になって仕方ありません(笑)