最近、子供向けのエリアに立ち寄ると必ず
「よーでるよーでるよーでるよーでる♪」
違う店に行っても
「どわっはっはっはー♪」
そう、妖怪ウォッチ。
最初は小学生達が
「知らんと?面白いけーん」
と色々教えてくれて
まぁ子供が好きなモノは
親としてチェックしとくのも
……とか動画やらを鑑賞してたら
いつの間にか
「ローイレローイレローイレローイレ♪」
今では16時からの再放送は
長女次女赤子氏に小学生達、
そして私まで加わる羽目に。
よく、お母さん同士で話すと
「DVDとかテレビ観てる間が家事の時間」
と言う話を聞くが
……一緒に見ちゃうからいかんのよな。
まぁ妖怪つったら
水木しげる大先生だが
妖怪ウォッチの妖怪は
ビックリマンの悪魔キャラに近いと言うか
ラーメン婆やドキドキ学園ノリのネーミングで
何だか懐かしささえ感じる。
アンパンマンのキャラクターの普遍性に
ダジャレを加えた感じ。
お義母さんやお義姉さんも
朝早くからオモチャ屋に並んだり
とにかく凄いムーブメントみたいね。
昨日急遽、キューティ家にお邪魔して
上のお義姉さんと娘ちゃん、
下のお義姉さんと甥っ子君達
そこへ我々6人ってどーよ、
でもみんな来るなら行きたいよね!!
どんなクソ嫁でも
明るく優しく迎えて下さる、
申し訳ないくらいだがな。
着いてすぐキューティは上の3人と出掛け
寝息を立てる赤子氏と私は
有無を言わさず留守番……
なのでお義姉さん2人と
夕飯まで話していたのだが
お義姉さん2人の会話が考えさせられる。
堅実派の上のお義姉さんは
遊興費に糸目を付けない
下のお義姉さんに
「子供にお金使い過ぎだよ、あの金銭感覚で将来どうするの?」
「でも面白いんだよ、妖怪ウォッチ」
「私には理解出来ない。こんなの幾らするの」
「あのね、これ武士ニャンって言ってこのジバニャンの先祖なんだけど、そういうレアなのが○千円で売れたりするから、それでまた買うとかも出来るし」
「……人気ある時に全部売っちゃえば」
「何でよ」
って温度差が必ず生じる。
上のお義姉さんは先生タイプの堅実派。
下のお義姉さんは
子供と一緒に楽しむ派。
どちらの言い分も正しい気がする……
最近、甥っ子君に
言語を中心に発達障害が見つかり
下のお義姉さんと色々情報交換してる。
小姑とか嫁つっちゃそれまでだけど
よその育児方針はホンッと参考になるよね。
夕飯まで図々しく頂いていると
お義父さんが来た。
「な!?日帰り!?泊まって行きなっせ!!」
「あのね、キューティにも猫さんにも予定があるから無理は言わな…」
「そぎゃんこつ言うて実の息子と猫さん追い出そうとしよるか!!恐ろしかオナゴったい、なぁ?」
「お義母さんが恐ろしいとか……恐ろしい嫁の私に同意求められてもどうでしょうねー」
「ぎゃははははそう、そうですな」
「でもキューティ君がいいなら是非、こちらで過ごしたいですね」
「ほら猫さんこう言っとらすぞキューティ…うぁあ寝とらす!!」
「スピースピー」
「猫さんは味方になってくれるから味方が欲しいだけでしょ…すみません、大丈夫ですか?」
「こちらこそ押し掛けた上に居座って申し訳ないです。お世話になります」
「泊まりなっせ、これから帰っても遅いし暗か、事故起こすぞ(19時です)、それを追い出そうとする冷たか奴がおらすけんが」ギロッ
「追い出そうとはしてないでしょう?ねぇ?」
「お義父さん……どうしてもお義母さんを悪者にしたいのバレバレですよ」
「こいつは悪者ったい、よそあしか奴によそあしか言って何が」
「はぁ…猫さん、いつもすみません」ペコリ
「こちらこそ、いつもお世話になってすみません」ペコリ
実家には日帰りで行く
だから着替えいらない
ってキューティが言っても
持ってくるべきだったわ……
子供達の着替えは
義妹ちゃんのお古をお借りして
悠々とキューティ実家で過ごした。
キャパ超えて出来る嫁になりきるより
もう素を出しまくっといて
出来るところだけさりげなくしようって。
タバコ吸いに行くついでに
醤油買って来ましたードゾー
「あ、そうだ、ちょうどなくなりそうだったんだ、じゃお金を」
いやいや頂けませんよー
私もご馳走になるし!!
って言いつつ、指定ゴミ袋とかもさりげなく。
「あら、これもしかして猫さん」
って気付かれたとしても
「私達6人増えるからゴミも増えるし、残りは持って帰っても使えないから使って下さーい」
……みたいな。
いや……だって
クソ嫁なりに手伝おうとしても
「猫さんに皿洗わせよるとか!?嫁イビリったいな!!おいこら!!」
「わはははは嫁イビリって……自分達で食べた皿ですよ」
「あ、私がやりますから大丈夫ですよ…うちのがうるさいでしょ?」ボソッ
みたいな展開になるので
何からすりゃいいのかなって悩む。
お義父さんもクソ嫁には優しいけど
お義母さんには当たり散らす
……が、実はお義父さんは
お義母さんが嫌いな訳じゃない。
お義母さんみたいな優しい人は
そうそういないもん。
「もーホンッとうちのにはイライラさせられますッ」
と言いつつ、見捨てない優しいお義母さんだ。
「お盆で帰って来たんでしょうね」
お義母さん曰わく
元々トゲトゲしかったお義父さんの言動が
亡くなったお姑さんに
「乗り移ったんじゃないか」
ってレベルでソックリになって来たそうで
塩を撒いてみたら収まったらしい。
お義姉さん達の話を聞くだに、
昼ドラ真っ青な嫁イビリを受けても
ちゃんと供養はするお義母さん。
1人で育児と介護と仕事をこなされた訳だが
その反動が我々世代に来てるんだろう。
職業婦人なんて言葉は当の昔に消え去り
女性も外に出て当たり前、
嫁は家事育児して当たり前、
そして将来は当たり前の様に介護要員か……
今じゃほとんど真逆だもんな、
あんまり無理ばっか強いると
どでかい反動が来るんだなーって。
お義母さんは
「自分が受けた嫌な事をお嫁さんに来てくれた人には絶対しない」
と、ビックリなくらい親切なので
クソ嫁な私も流石に
「何か出来る事ないかなー」
って模索中な訳です……
いやーお世話になりまくり……
翌日はお義母さんの実家にて
帰省してたキューティの従姉妹一家と合流。
「会いたかったよ猫さーーーん!!」ガシッ
「何だかよく解らんけどお久しぶりネコさーん!!」ガシッ
同名の嫁同士、何故か抱擁を交わす。
その様子をキューティのおばあちゃんは
ニコニコしながら見ておられたが
「私は子供が3人おって孫は8人、曾孫は今度11人になった」
って言う話で
50年後の私はどうなんだろ、
とか何だか未来を考えました。
家族親戚つっても結局は人と人、
次の世代に優しくした人は
こう何十人もの老若男女が集う、と……
子供達はイトコ同士で楽しく遊び
縁側でキューティと並んで
木からもいだイクリをかじりながら
「俺のお父さんとか、一日中ゴロゴロして夜は酒飲んで終わりだからな、寂しいもんだよ」
「えーサイコーじゃん。人はゴロゴロする為に働く」
「ゴロゴロしてないで旅行したり色々あるじゃん」
「旅行先でゴロゴロすんの?」
「違う!!」
薄々感じていたのだが
何故お義母さんがこんな親切で
何故キューティが私を見捨てないのか、
それは多分、私がお義父さんに
人間的に近いからだろう。
現にお義父さんと私が揃うと
酒豪と下戸であるにも関わらず
何故だか盛り上がり
ちょっとした大騒ぎが始まる。
母親に似た女性を選ぶとか
聞こえはちょっとアレだが
父親みたいな人と結婚するとか
聞いた事ねぇよ!!
キューティが子供の頃に
20人以上のイトコと集って走り回った
江戸時代に建てられては
お寺みたいな大きなお家に
今度はそのイトコ達の子供が
集って走り回るとか。
継がせるんじゃなくて
継がれて行くんだな、
そんな事を思いました。