体験談 電気火花を使った腰痛治療  | 中国語上達への道トレーナーのブログ

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「ネイティブに伝わる中国語の発音を手に入れよう」をモットーに、むうさんが深圳より発音上達のコツやヒントをゆるくお話しします。
他にも現地の様子や旅行記録を紹介。楽しみながら中国語に触れてもらいたいと日々奮闘中。
让我们一步一脚印地踏踏实实地走过人生的每一步。

🐼🐼🐼

 

大家好!

 

中国語上達への道トレーナーの鈴木律子です。

 

 

腰痛のお話。

最近、頻繁に腰痛に悩まされていました。

今は少し楽になり、心も穏やかになりました。

 

 

数年前、

北京でも腰痛に悩まされた時期がありました。

 

 

土日も休む暇なく、働いていたため、

運動不足が気になり始めた頃でした。

 

 

お風呂上がりの体が柔らかいときに

足を伸ばして座り、上体を倒して

柔軟体操をやりました。

少しずつやれば良いものを

ぐいぐいと少し痛いくらいに

やっていたのです。

 

 

すると、一気に腰が痛くなりました。

 

 

こんな痛みは初めて。

しかも日は経てども、痛みは一向に取れません。

もうこのまま治らなくなるのではないかと

思ったほどです。

 

 

いよいよ心配になり、以前から行きつけの

中医の先生に相談するとちょうど新しく

その病院に腰痛専門の先生が

いらっしゃると言うのです。

 

 

診療日を聞きつけ、行ってみると、

診察室の前には何やら看板が。

見ると、

「火花」と言う字が踊ってる。怖い。

 

 

私はパチパチ、バーン、ドンドン、パーン!

などという音が大の苦手。

運動会のピストルの音、花火大会の花火、

爆竹がそれに当たる。

中でも雷は最たるもの。

雷が鳴ると、今でも押し入れに潜り込むもの。

(押し入れがあればの話ですが)

 

 

恐れ慄いていると間もなく、

大柄の先生が部屋から出てきた。

この方が腰痛治療を専門としている先生だ。

「火花」は電気の火花であって、

この先生が編み出した腰痛治療方法だった。

どうやらこの治療法はとても効果が高く、

何名もの患者さんの治る過程がポスターで

示されていた。

 

 

「火花」治療なんてできればやりたくない。

けれど、腰が痛くて痛くて仕方がない。

このまま治らないと困る。

この想いが私を突き動かした。

治療してもらうことに。

 

 

怖い。怖い。とても怖い。

隣の閉まっているカーテンから

ピリピリパチパチ聞こえてくる。

 

いやだ、いやだ。本当に嫌だ。

次は私の番だ。

先生は長細い鉄の棒を持って来た。

この棒の先端から電気火花が出るはず。

いよいよ腰の痛いところに火花を当てる。

 

ピリピリ

パチパチ

 

 

「はい、終わりだよ」と先生の声。

 

 

ん?

確かに電気火花が近づくと少し痛かった。

けれど、耐えられる。

 

 

治療が終わると、

薬草が入った布包みを温かくしたものを

15分から30分患部に当てたら終了。

 

 

この先生、どうやら腰痛では名の知れた

先生のようで、次回また治療に訪れると

診察室までには長い行列ができていた。

 

 

先生自身はとても気さくでユーモアがあり、

外国人の私を歓迎して、丁寧に治療してくれた。

鉄の棒を持つと威圧感が出て怖いが。。。

 

 

しかも、私の腰痛はみるみる良くなり、

お礼を言おうと再度病院を訪れると

その先生はもういらっしゃらなかった。

聞くと、辞めて別の病院へ行ってしまわれたらしい。

 

 

その期間わずか3ヶ月弱。

 

 

あんな治療はもう二度と受けることはないだろう。

腰痛になると必ず思い出す。

火花をパチパチさせながら迫りくる先生のお姿を。

 

 

(今回のお話はこの治療法をお勧めするという

内容のものではございません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

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