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大家好!
中国語上達への道トレーナーの鈴木律子です。
数年前、友人の旦那さまが社長さんになられました。
非常に素晴らしいことですね。
聞くと、沢山の方からお祝いの品を頂いたそうです。
「社長」とネーミングされた日本酒もあったとか。
北京では、ある人が昇進、昇格したら、その本人が
会社の人たちに食事を奢ることが習慣のようです。
そのため、出世した人がいると、
周りから「奢って」ムードが溢れてきます。
昇格ではなく、それが社長に就任ともなれば、
それはそれは大変なことになってきそうです。
お誕生日。
北京ではこの誕生日も自分がお祝いされるだけでなく、
人にも喜びを還元する日という意味合いがありました。
コロナの関係で、なかなか大勢で集まることが
できない中ではSNS上でお祝いを伝え合います。
特に年上の人が誕生日を迎えると、年下の人は
お祝いの言葉を伝え、年上の本人がSNS上で
お年玉を皆に配ります。
お年玉をいくらにするかは、送るその本人次第です。
このお年玉。お年玉ですからもちろんお金ですよ。
ただし、このSNSお年玉はシステム上、
受け取るタイミングによって
受け取る金額がバラバラです。
以前は一番に受け取った
人が一番比率が多くもらえたと
思っていたのですが、現在は
そうとも限らないようです。
お年玉は中国式LINE上で、本人が
お年玉機能を使ってお年玉を掲載します。
すると、LINE上の人々がそれぞれその
お年玉機能をクリックしてアクセスすると
そのお年玉がもらえるという仕組み。
ただし、皆が同額もらえるわけではなく、
クリックしたタイミングでもらえる額が
それぞれ決まるというもの。
昇格やお誕生日など自分がお祝いを
されるときに、逆に人々に感謝の気持ちを
表すのは素敵な習慣だと思います。
ただわたくしが推測するに、
長い歴史の中でこのような習慣が
できたのには、いろいろな背景もありそうです。
この辺について、機会があればどこかで。