🐼🐼🐼
大家好!
中国語上達への道トレーナーの鈴木律子です。
GWも中盤。
おかげさまで悩まされていた口内炎も2個目が小さくなりつつあり、回復へ向かっています。
心配してくださった方、暖かいお心遣いを本当にありがとうございました。
家でゆっくり本を読んだり、お昼寝したりしていると、体が休んでいるなぁと感じます
そういえば、先日お着物の資格試験がありました。
試験は、筆記試験と実技試験。
両方とも同日に行われます。
筆記試験は問題集で勉強して、それほど問題はありませんでした。
が、
問題は実技試験。
15分でマネキンに振袖を着せた後、規定の帯結びをすること。
(コロナ禍で、通常人間相手に着物を着せるところ、マネキンで行うことになりました)
なんと私、実技に自信がありません。
なぜなら、時間を測っての練習が1回くらいしか出来ず、制限内の15分以内には収まることができなかったからです。
練習するにも家にはマネキンがない。
主人をマネキンとして練習したくても、仕事で忙しく相手にしてもらえず、結局イメージトレーニングだけで当日を迎えてしまいました。
本番当日。
一回だけ試験本番前に練習ができたので、気合を入れて行ったものの、なんと散々な結果になってしまいました。
着物の着せ方の手順自体を間違えてしまったり、着物が斜めによってしまったり。
おまけに重要ポイントである時間内におさめることも出来ず、20分以上もかかってしまいました。
実はこの試験。
一緒に学んできた別の方と一緒に受験をすることになっていました。
つまり条件は一緒。同じ土俵上です(戦うわけではないですが💦)
しかも、相手の方が実技試験を受けているときには、私はその相手の方の助手をしなければなりません。
私の助手が悪ければ、その相手の方の成績に響きます。
したがって、極度の緊張が走りました。
相手の方の前で自分は散々な結果になりたくない、もしもそうなったら恥ずかしくてどしようもない、とそんな気持ちも出てきてしまうわけです。思えば思うほど焦ってきます。汗がじ〜っとり。
一時、絶対絶命くらいな感覚に陥ってしまいました。
相手の方はそんな私を心配してくださってる様子。色々とアドバイスをくださいます。
どーしよ。どーしよ。
ですが!
ここで頭をサッと切り替えました。
私の結果はどうでもいいから相手の方の助手に集中しよう、と。
それがなんとかできれば、自分のほうもなんとかなるかもしれない。
もしなんとかならなくても別にいい。とにかくやるだけ。
そう思うことにしました。
さぁ、先に相手の方の試験が始まりました。
自分がやるべきことはきちんと出来ました。
時間も制限時間内にきちんと収まり、出来上がりも上々。
ホッ。
いよいよ私の番です。
「それでははじめてください!」
この合図でスタート。
正座して先生にお辞儀をしたあとは、心を無にして、淡々と。
シャカシャカ。
シャカシャカ。(着付けをしているときの音)
シャカシャカ。
シャカシャカ。
あれ?
帯結びを始めてもまだ時間に余裕がありそうだ。
と思ったら2分前の合図が。
おっと、帯締めの藤結びで少してこずった。
さてなんとか出来たかなと思ったちょうどそのとき、15分経過の合図。
ギリギリ時間内に出来ました〜〜。
助手をしていた方がとてもびっくりされて、でもすぐに喜んでくださった。
出来栄えもそれほど悪くなく、なんとか形になりました〜〜。
この結果に自分自身でもびっくり。
周りも安堵の様子です。
少し前までは消極的な考えに支配されていたのに、切り替えたことで大きな成果を得ることができたのだ。
あのとき、消極的な考え方を捨て切って本当によかった。
試験監督の先生から注意点をアドバイスいただき、最後には合格の嬉しいお言葉をいただいたのです〜〜。
こうして私はまた一つ上の資格を手に入れたのでした
これを中国語の会話に当てはめたとき、うまく言えなかったら恥ずかしいといった気持ちになることもあると思います。
けれど、その気持ちが上達へのチャンスを失わせてしまうようでは困りますよね。
緊張することは仕方ないにしてもネガティブな気持ちをできるだけポジティブに変換して、楽しく会話をしたらもっと大きなものを手に入れることができるかもしれません。
今回はそんなことを振り返って考えたのでした。
(カバー写真は私の作品ではありませんことをお断りしておきますね)
本日も素敵な一日となりますように🌷
今天就到这里,下次再见