タイ沼生活10ヶ月終了です。長続きしてます😂
さて今日はまたKinnPorsche The SeriesのサブサブカプのTimeTayTem絡みです😅
Twitterで「タイムは、テイという素晴らしいパートナーがいるのになぜ浮気ばかりしているのか」とお題が出てたので私も考えてみました。
これが結構難しかった!
浮気男の気持ちは考えたことなかったので。
でも考えるほどにその生態に興味が湧いてきました。
ローティーンの頃からテイと共に成長してきたタイム。
2人はいつ恋人同士になったのか?何がきっかけだったのか?どちらが先に好きになったのか。
浮気者になった原因はタイム自身の生い立ちや性格が影響しているのか。
どっちにしてもタイムの場合はただの男好きってわけじゃない気がするんです。
ということで、以下、考察してみました。
ドラマ(小説?)仕立てにしてあります。
また超長いですが、よろしければ一緒に考察してみてください。
Time
タイムとテイ、そしてキンは中学の同級生だった。
家庭環境が似ている3人は、入学してすぐに仲良くなり、常に行動を共にしていた。
特にとタイムとテイは兄弟のように仲が良かった。
テイは家業がホテル経営ということもあり、子供の頃から礼儀や人との接し方を叩き込まれていたせいか、齢13歳にしてすでに大人顔負けの風格と落ち着きがあった。
見目麗しくもあり、「紅顔の美少年」と形容するのがふさわしい、美しく気品のある少年だった。
タイムの方はといえば、早生まれのせいか、同じ学年でもテイやキンに比べると身長も低く痩せっぽちで、喘息の持病もあって見るからにひ弱な少年だった。
見た目や体力への自信の無さから性格も大人しくて印象が薄く、全くイケていなかった。
テイは持ち前の面倒見の良さを発揮して、甲斐甲斐しく頼りないタイムの世話をやいていた。
そしてタイムはいつも自分を気にかけてくれるテイに、いつしか恋心を抱くようになっていた。
もちろんそれが初恋だった。
しかし才色兼備だったテイに想いを寄せたのはタイムだけではなかった。
テイは男女問わず多くの生徒たちの間で人気があった。
学年が上がるにつれ、テイの元には色気付き始めた少年少女からラブレターやプレゼントが届くようになる。
タイムはそんなテイをただ横目で見ているだけだった。
テイは自分のことを弟のようにしか見ていないだろうし、だいいち、冴えない自分には嫉妬する資格すらないと思っていた。
タイムとテイ、そしてキンが通う学校は中高一貫だった。
3人が高校に上がった頃にはタイムも人並みに、いや喘息改善のために水泳部に入っていたせいか、人並み以上に身長も伸び、水泳選手特有の逆三角形の引き締まった若者の男らしい体つきになっていた。
しかし、体は成長しても気持ちは中学生のときのまま。
16歳になったテイは随分と大人びて色香も漂い始め、さらにモテるようになっていたが、タイムは相変わらず気持ちを押し殺し、弟分としてテイのそばにいるだけだった。
ある日、テイはタイムに「3年生の男子に告白された。どうしたらいい?」と相談してきた。
タイムはテイに恋人が出来る日が来ることは覚悟していたつもりだった。
しかしそれが現実となると、ショックで言葉が出てこない。
なんとか平静を装い、「自分の気持ちに従えば?」と答えるのが精一杯だった。
同時に心の声は耳を塞ぎたいほどに「やめてくれ」と叫んでいた。
そしてタイムの答えを聞いたテイは「お前がそう言うなら、付き合ってみるよ」と言って微笑んだ。
次の日、校内のカフェテリアでタイムとキンがランチを取っていると、テイが例の3年生の男を連れてやって来た。
テイはタイムとキンに彼を紹介し、「じゃあおれは彼とランチするから」と少し照れたように言うと、その男と肩を並べて去って行った。
タイムは打ちひしがれた。
キンがいなければ大声で泣き叫んでいるところだった。
それでも大好きなテイが幸せならそれでいいと自分に言い聞かせる。
本当は苦しくて切なくて胸が張り裂けそうだった…。
それから間もないある日の放課後、タイムは学校の駐車場に停まっていた車の中でテイと彼がキスをしているのを見てしまう。
衝撃を受けながらも、何も見なかったようにその場を去るタイム。
しかし家に帰ってからも、突きつけられた現実の光景が頭から離れない。
テイ…なんであんなやつと…おれがこんなに…こんなにも想っているのに…。
どうしておればっかりこんなに苦しい思いをしなきゃいけないんだ…。
タイムはベッドに潜り込んで苦悩に胸をかきむしりながら悶絶していた。
そしてテイに対し、嫉妬を通り越して憎しみに近い感情が生まれてることに気づいた。
「いっそのことテイを殺して自分も死んだら楽になるだろうなあ…」
悶々とした日々を送るタイムを気遣って声をかけたのはキンだった。
キンは、表立って口にはしなかったが、タイムの気持ちなどとうの昔にお見通しだった。
「テイのことはもう諦めろ。お前だってモテるんだから恋人でもつくれよ」とキン。
タイムは、「簡単に言うなよ。それにおれがモテるわけないだろ」と返したが、思い起こすと、最近、自分が水泳の練習をしているとプールサイドの観客席から声援が飛ぶことがよくあった。
プールから上がるとタオルやスポーツ飲料を持って駆け寄ってくる女子もいた。
「おれってモテる?のか…?」とタイムが疑り深く聞くと、
「だいぶモテると思うぞ」とキンは答えた。
自分よりずっと大人っぽくてカッコいいと密かに憧れていたキンにそう言われてから、タイムは急激に自分に自信を持つようになる。
テイといる場にも仲間を連れて現れ、わざと必要以上に大声で笑ったり男女問わずスキンシップをして見せた。
テイはそんなタイムを見て、いつも不機嫌そうな顔をしていた。
そしてタイムはそんなテイを見ていると心なしか気分が晴れた。
ある日、タイムが水泳部の練習を終えると、ロッカー室の前でテイが待っていた。
「話がある。早く着替えて来い」とテイは言った
2人は誰もいなくなったプールサイドの観客席に座った。
テイと2人で話しをするなんてしばらくなかったタイムは少し緊張した。
「最近楽しそうだな」とテイ。
久しぶりにじっくり見るテイの顔は夕日を浴びていつもに増して輝いて見えた。
タイムは胸の奥で押し殺していた感情が喉元へ突き上げてくるのを感じた。
「そっちこそ。あいつとうまくいってるんだろ?」
「あいつ?ああ、彼か。別に付き合っているわけじゃないし、うまくいってるも何もないよ」
タイムにはテイの言葉の意味がわからなかった。
「え?どういう意味だよ」
「彼は幼馴染みだよ。勉強とか学校のこととか教えてもらっているだけ」
「告白されて付き合ってたじゃないか」
「告白みたいなものはされたけどね。まあ、久しぶりに会ったおれへのリップサービス程度のことだったんだろ。彼の親の会社はうちの傘下だし。それに彼はもう違う子と付き合ってるよ」
タイムはショックだった。
だったら自分が苦しめられていたあの日々はなんだったんだ?
「でも車でキスしてるの見たぞ」
「キス?ああ、多分、目にゴミが入って見てもらってたときだ」
「ゴミって、そんなのベタすぎるだろ。だったらおれのこの気持ちは…」
「おまえの気持ち?」
ハッと我に返るタイム。
「何でもない。わすれろ。で、話って何?」
するとテイはやれやれといった表情を浮かべた。
「いつまで待ってても無駄だってわかったから、おれからおまえにチャンスをやろうと思ってさ」
「何のことだよ」
「おまえの気持ち、知ってるから」
「え?」
「おまえ、おれのこと好きだろ?」
「は?」
「何度も言わせるな。 本当にバカなんだから」
「何だよ!バカって!」
「何でもいいから早くおれのこと好きだって言えよ」
「はぁ?だからなんでおれが…」
そこまでタイムが言うと、テイは自分の口に人差し指をあてて「しぃっ」と言ってタイムを黙らせた。
「もう一度だけ言うぞ。おまえに告白するチャンスを与えてるんだ。おれも同じ気持ちだから怖がらずに言え」
…はぁ? なんだって? 意味がわからない。
テイがおれと同じ気持ち?
そんなことあるわけない。
テイはおれの初恋で、ずっと手の届かない高嶺の花で、すごく近くにいたけど遥か遠い存在だったんだ。
そんなテイがおれと同じ気持ちだなんてあるわけない。
タイムはテイに馬鹿にされているような気がしてヤケになって言った。
「わかった。じゃあ言ってやる。おれはお前が好きだ。初めて会った日からずっとお前が好きで好きでたまらなかったよ。だからお前があいつといるとき、すごく苦しかった。正直、おまえを憎んだ。なあ、おまえもこれと同じ気持ちだったって言うのか?」
タイムは握りしめた拳を見つめながら少し震えていた。
涙が溢れていた。
テイは震えるタイムの肩を横から両手で抱きしめて、「そうだよ」と言った。
タイムは顔を上げてテイを見た。
「嘘だ」
「嘘じゃないよ」
テイはそう言ってタイムの顔を覗き込み、大きく深呼吸をした。
「出会った頃からおまえはおればっかり見てたよな。だからそのうち何か言ってくるだろうと思ったけど、いつまでたっても何も言ってこない。そしたらおまえはどんどんカッコ良くなってきて、おれ、焦った。これはまずい、誰かに取られるって。だから告白されたって言っておまえの気をひこうとした。でも鈍感で卑屈なおまえは全く気がつかない。その代わり自分がモテることに気づきやがった。こうなったらおまえみたいなバカにはハッキリ言ってやらないとわからないと思ってさ、こうしてチャンスを与えてるわけ」
テイは一気にそう言い放つと、きょとんとするタイムを見つめて微笑んだ。
「わかった?」
テイは首を少し傾けてそう言い、涙の筋が残るタイムの頬に小さくキスをした。
急な真相告白とキスに呆気にとられるタイム。
「ちなみに、おれ、まだちゃんとしたキスはしたことないから」
テイは少しだけ恥ずかしそうに言った。
「おれも…ない…」
他に言うことがありそうなものだったが、タイムの頭の中はほぼ真っ白だった。
「じゃあ、おれたち2人ともファーストキスだな」
テイはそう言って、今度はタイムの唇にキスをした。
ぎこちないけれど、愛のある優しくて短いキスだった。
この瞬間タイムは、大袈裟でもなんでもなく、人生で最高の幸せを感じていた。
テイはおれが好きらしい。
テイを独り占めできる。
もうおれのそばを離れないでくれ。
一生、おれがおまえを守るから…。
ただ…
タイムは思った。
テイもずっとおれと一緒にいたいと思っているだろうか。
おれがどんなにテイを愛しても、テイの愛が薄れる日が来るかもしれない。
そんなの嫌だ…。
そのときだった。
プールサイドに一人の女子生徒が現れた。
ロングヘアでスレンダーな可愛い子だった。
彼女は小さなリボンの付いた紙袋を持って2人の方へ近づいてくる。
そして2人の前に立つと、耳を真っ赤にしてタイムに紙袋を差し出した。
「あの、よかったらこれ、クッキーなんだけど、私が作ったの、あの、タイムに食べてもらいたくて…それだけなの、じゃあ…バイバイ」
しどろもどろにそれだけ言うと彼女は小走りに去って行った。
最近のタイムにしてみれば、こんなことはさして珍しいことではなかったが、タイミングを考えるとバツが悪かった。
「なんだよ、急に。驚いたな」
と照れ笑いで誤魔化しながらテイを見ると、テイは複雑な表情で彼女の後ろ姿を目で追っていた。
顔の全神経が目元に集中しているように力強く険しい眼差しだった。
…まさか…?
「なんだよ、妬いてんの?」
そう言ったタイムの方にテイは向き直って言った。
「ふざけんな」
言葉とは裏腹にその瞳には、動揺と嫉妬と悲しみと怒り、といった、いくつもの感情が複雑に混在しているように見えた。
タイムは、それを愛おしいと思った。
自分への全ての想いが溢れた瞳。
この瞳をずっと見ていたい。
この瞳をおれに向けるうちは、テイはおれを誰にも取られたくないと思っているってことだ。
おれを愛しているって証拠だ。
そこから現在に至るまで、タイムはテイのこの瞳を見るために、わかりやすく浮気を繰り返している。
しかしプライドが高いテイは、タイムが浮気をしたことを知っても泣くことも攻めることもなかった。
他の男と遊んだ後に戻ると、テイは何も言わずあの複雑な感情の籠った瞳でタイムを見つめるだけだった。
その瞳を見るたびにタイムは確信し、そして安心する。
テイはまだおれを愛していると。
はい。
というわけで「タイムはなぜ浮気をするのか」に対して私が出した結論は、
タイムはテイを愛しすぎているから。でした😂
ヤキモチを妬かれることで自分の存在をテイの中に認めることができる。
テイが自分のせいで陰で涙を流していることを知っている。
でもそれが嬉しいんです。
変態でしょ? 馬鹿でしょ?😂
メンヘラちゃんなんですよ、モテ男のタイムくんは。
テイもね、ダメなんですよ。
いつまでたっても浮気を許してるから。
一度、2、3発殴って「今度浮気したらぶっ殺す」くらいのことを言ってやればいいんです。
タイムの前でギャン泣きしちゃえばいいんですよ。
タイムは単純だから、それだけで愛されてるって思える子なんですよ。
テイが気持ちをぶつけてこないから、タイムはテムみたいに全身で「好きだ」って言ってぶつかってくる子(勝手に私がそう妄想しているだけ)に夢中になっちゃったんですね。
「テイのことは忘れて、おれといるときはおれのことだけ考えて」(あれ?どっかで聞いたようなセリフ?)って言って、ストレートに愛をぶんぶん投げ込まれて気持ちよかったんでしょうねえ。
でも、タイムはどっちを取るかって聞かれたら、やっぱりテイなんですよ。
だって彼はもう一生テイのそばにいるって決めちゃってるんですもの。
テイも、これだけ酷いことされても別れないのは、同じ思いでいるからのはず。
片方を失ったらもう片方も生きていけないくらい、お互いを愛してるんです。
タイムの場合、それはもう高校生の時に、テイを殺しておれも死にたいとまで思った強烈な記憶と共に、潜在意識の中に組み込まれてしまっているんです。
だからタイムは浮気をしても帰巣本能が働いてテイのところへちゃんと戻るんです。
とにかくテイの方が大人で人間もできているんだから、悔しいとは思うけど、ここはひとつ折れてもらって、タイムに「浮気しないでくれ」ってお願いしてあげてください🙏
それでタイムの心の傷も癒えて救われるはず。
そうしたら全て丸く収まるはず。
そしてタイムも二度と浮気しないんじゃないかなー。
と、思いませんか?
長文乱文誤字脱字失礼いたしました。
力尽きましたー😂