北のスキー場 | 酒とバイクとのんだくれ

酒とバイクとのんだくれ

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2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)

 

以前から行ってみたいなと思いつつも行けなかった冬の北海道でのスノボ。
雪道走れる車になったので年末年始の休みに行ってみることに。
休みは飲み会予定が詰まっていたが全て断わった。
出発前日にフェリーの予約を取ったが、年末年始は意外とそんなに混んではいないらしい。
宿も探したら結構安く泊まれる旅館?民宿?みたいなところを見つけ、電話して聞いてみると3連泊できることになった。
バイクで行った時の雨の日の宿泊でも良さそう。

12月29日

朝7時前に新潟フェリーターミナルへと出発。
バイクの時と同じ行程でスタンドとコンビにに寄る。
10時半頃フェリーターミナルに到着。


既に多くの車が駐車していた。
12時出発のフェリーは定刻通り11時にフェリーに乗船。
乗船後はバイクのときと同じようにすぐに風呂に入り、いつも通り売店前で酒を飲む。


通常ならば到着は朝の4時半だが、今の時期冬の嵐で到着が1時間半遅れの6時予定だ。


日本海の荒波のおかげで少し長く寝れるかな。
酒を飲みすぎていつの間にか寝ていた。が起きたらまだ21時半だった。
昼過ぎから呑んで寝てたらそんなもんかと、また眠りについた。

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12月30日

予定通り1時間半遅れの6時過ぎ、小樽港に到着。

下船してまずは今日滑る富良野のスキー場へと出発。約2時間ちょい。

(ただの走行動画です)

小樽〜札幌間は晴れてたが江別をすぎてからの道はずっと雪が降ってた。

途中コンビニ寄りつつ8時半頃「富良野スキー場」北の峰ZONEの方に到着。

初めて来るスキー場はどこの駐車場がいいのか分からず毎回迷う。

1日券は¥6,500と高めだが、フェリー移動中にネットで調べた外部サイトで¥2,000円引きで買えた(現在販売終了)。

ラッキーだった。

富良野スキー場についてからはずっといい天気。寒いけど。

外国人客半分くらい?っていうぐらい多かった。

雪はやっぱ軽い。内陸だし雪溶けない気温てのもあるからかな?

とにかく景色が良かった。

時折曇ることもあったが雪が降ることはなかった。

腰につけてるドリンクはシャーベット状態に。

この日のゴンドラ・リフトは15時までだったのでギリギリまで粘る。

結構ガッツリ滑れたので心地よい疲労感。

富良野スキー場を後にし、宿のある深川市(旭川の西)へと向かう。

(ただの走行動画です)

この日は終始天気よかった。

途中温泉と買い出しに寄りつつ18時過ぎ、今日から3日間泊まる宿「おかした旅館」に到着。

宿の前には今日宿泊するであろうスキー合宿のコースターが停まっていたが、ナンバー見たら福井。

身近過ぎるナンバーに思わず小さく吹き出してしまった。

素泊まりもできたが夕飯は宿にお願いしてたので、食堂でスキー合宿の人たちと一緒にとることになった。

隣り合った監督・コーチ(50代くらい?)と話していたが、合宿中のため相手は酒なし、私は日本酒で若干の罪悪感を感じた。

その後はひとり部屋呑み。気づいたら寝てた。

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12月31日

朝7時前目覚める。

買っておいた朝飯をとり、8時頃宿出発。

今日のスキー場は「カムイスキーリンクス(一日券¥3,800)」、宿から20分程度。

9時オープンのゴンドラには既に30人ほど並んでたので私も並ぶ。

この日は朝から雪模様。

中央より少し右寄りのうねうねは石狩川だ。

富良野よりこっちのスキー場の方がスキー・スノボが上手い人が多い気がした。

富良野は観光客が多いからかな。

コースのいくつかは合宿用でクローズになってる。

深川市は積極的にスキー合宿誘致してるんだそうな(宿のオーナーが言ってた)

降ったり止んだりだが、午後になると徐々に天気は回復して青空が見えてきた。

このスキー場も雪が軽く、コブっぽいものがあっても硬くない。

気温は-10°で寒い。

ようやく太陽が顔出してきた。

 

この日もリフト終了まで。

綺麗だけど寒い。

15時過ぎ、最終リフトに乗ってこの日は終了。

車に戻る途中、駐車場に私以外の富山ナンバーの車を見つけた。

わざわざこんなところまで来なくても白馬とか行けばいいのに(笑)、と自分のことを棚に上げて思ってしまった。

途中温泉と買い出し寄ってから宿に帰る。

この日の宿の夕食はジンギスカン。

ひとり焼肉はなかなか忙しい。

ついでに宿から「國稀」という日本酒をいただいたが、大変呑みやすいお酒だった。おかわりで3合頂いてしまった(別料金)。

オーナーオススメのジンギスカンはこれだそうだ。

隣のテーブルではスキー合宿の高校生〜大学生たちが無限の食欲を発揮して宿の人が大変忙しそうにしてた。

その後はまたひとりで部屋呑み。

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1月1日

昨日より少し早めの6時半起き。

今日のスキー場も「カムイスキーリンクス」。

オープン1時間前の8時に着いた。

この日は上部ゲレンデが見えないくらいどんより。

車は10台もいなかったので一番近いところに駐車。

時間もまだ早いので食べ損ねた朝飯を車で食べる。

しばらくすると早出の車が4・5台続けて隣に駐車してきた。

準備のため車を降りると隣のスバル車の人が話しかけてきた。

 

スバル「ひとりですか?」

44「あ、はい、そうですが」

スバル「僕も富山からなんです」

44「え?…あ!昨日あの辺に停めてませんでした?」

 

昨日駐車場で見かけたスバルの富山ナンバーの車だと気づいた。

5台ほど挟んだところに私の車も駐車していたことを言うと、ナンバーは見てないが青いジムニーは気づいてたと言われた。

スバルさんは知り合いの息子と一緒にスキー合宿に来たとか。

昨日私が心の中で「白馬に行けばいいのに」と、棚に上げた話をしてしばし談笑した。

 

準備してたらだんだん晴れてきた。

早めにきたので今日のゴンドラ待ちは3番目。

昨日よりは車が少ない。

晴れてたのは朝だけだった。

この日は終始強めの雪が降り続け、風も強く寒い。

休憩多めで1日滑った。

駐車場に戻るとちょうど隣のスバルさんも帰ってきたところだった。

スキー仲間の他のメンバーの人たちを紹介してもらい雑談。

地元北海道の人とも話したが、地元の人ばかりが行くような小さなスキー場も楽しいですよと教えてくれた。

 

帰りは昨日と同じように温泉と買い出し寄りつつ宿に帰る。

温泉から見る深川市の灯り。

今晩も宿飯をいただき、ひとり部屋呑み。

明日はフェリーで帰る日だ。

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1月2日

朝6時起き。

宿の3泊もあっという間だった。

この日はフェリー乗船日だが帰り道で一滑りして行こうと思う。

宿のオーナーとおかみさんに挨拶して7時半前、宿を出る。

いいご夫婦だった。また夏にでもお世話になることあるだろうか。

深川市から小樽方面へ南下。

宿から約1時間ちょい。「美唄(びばい)国設スキー場」に到着。

美唄は「びばい」が読めなくて、最初「みうた」と読んでしまった。

地名は難しい。

リフト一機の小さなスキー場らしいが、ネットで調べると面白そうな感じだったので寄ってみた。

一日券は¥2,700。今日は滞在できるのは昼までなので4時間券¥2,000を購入。

小さいけどしっかり滑れるコースと非圧雪のパウダー楽しめる十分なスキー場だった。

お客のほとんどが地元民っぽいが、スキー・スノボレベルが高くて見てても楽しい。

私の家の近くにもこんな山あればいいのになぁ。

雪はしっかり降ったり太陽見えたり。

最初はカービング、パウダー入ったりしてたがコブコースを見つけたのでコブで太ももを痛めつけにいったりした。

コブに入ると足の疲労が激しい。

フェリーの時間もあるのでこの日は12時過ぎでスノボ終了。

帰りは美唄から岩見沢を抜けて江別でご飯食べて帰ろうと思ったのだが。

岩見沢に入ってから、天気が急変。

視界が白くなってきた。

そういえば美唄スキー場のゲレンデで流れてたラジオで、美唄〜江別間の高速が吹雪のため通行止めって言ってたな。

最初は見えてた視界。まだ雪ポールがあるからよかった。

すれ違う車がハザードつけながら走ってたので私もそれにならってハザード付けて走ったが、この後ほんとに真っ白、ホワイトアウトになってしばらく停車。

2m先の雪ポールすら見えなくなった。

うっすら視界が見えるようになって走り出したが、直線道路にも関わらず路肩に車が2台落ちてた。

やがて太陽がうっすら見え、視界も回復してきた。

江別の街中入る頃にはすっかりいい天気になった。

天気の差が激しい。

江別で寄ろうと思ってた飲食店は正月休みだった…。

ので、セイコマでおにぎり買って食べながら小樽フェリーへ向かう。

乗船の買い出しを済ませてフェリー乗り場へ。

15時半過ぎには到着。

帰りの船は冬の嵐で到着が2時間遅れのようだったが無事帰宅。

勢いで行ってみた冬の北海道だがまた来年も行こうかな。