今回の話題は担保について。
地主さんが相続対策で賃貸マンションや賃貸アパートを建築する時に、よくあるパターンですから、それについて書きます。
地主さん達はアパートやマンションを建てる時はほとんどの場合、銀行からいくらかのお金を借りるしかありません。
地主さんが何千万円とか、現金一括払いするなんて話、聞いたこともありません。
まず、建築費全部を自己資金でまかなう人はいないでしょうね・・・。
現金一括払いでは、あまり相続対策にはならないですから。
建築費(事業費総額)が数千万円や数億円となることも、普通にあります。
地主さんであれば、融資を受ける際にもともと先祖代々引き継いできた不動産が力を発揮してくれます。
先祖代々の土地が、銀行からお金を借りる時の担保になるのです。
『これだけの価値があるから、その7割とか8割のお金を貸しますね』って銀行さんが融資をしてくれます。
お金が借りれるけど、『借入金の返済ができなければ、その不動産を没収します』とか。
マイホームを購入するときも、戸建て住宅でも分譲マンションでも銀行からお金を借りたら、借入金=土地+建物+自己資金がほぼ???イコールとなるようにします。
地主さんで今回建築するアパートマンションが担保力がないと言われたら、別の土地や建物を追加担保で出すのも1つの方法です。
失敗してからでは遅いですから、企画は結構重要です。