ボリューム部品を奥行のある物に交換しましたが、

すっぽりシャフトの部分が埋まる ようにはいきませんでした、、

 

                  交換後

 

                   交換前

 

                  全体図

ん~~、なんか微妙です。

 

 

他のアンプも見比べてみましたが、案外意外にシャフト部が出ておりました。

気にしないと、気にならんもんです、、

市販品はこういうところはしっかりしておりますね。

 

こういう風にゼロからアンプを製作しますと手間も掛かります。

ただ真空管アンプは無帰還でもきちんと動作しますのでトランジスタアンプよりも作りやすいですよ。

 

最初はエレキットやどこかのキットのアンプで良いと思います。

サンバレーは評判が芳しくありませんのでお勧めしません。

 

エレキットは基盤アンプで最低限の道具があれば出来ます!

 

 

他にも種類がありますよ。

 

 

さて肝心の出音の方は、

NFBの恩恵で解像度は高く、ピアノの和音の重なりの部分も粒立ち良く聞こえます。

解像度、情報量も十分という印象ですか。

残留ノイズ値も低いのでノーハムです、静寂感もあります。

 

ただNFBが故か、音が平面的に感じます、よく言えばフラットな感じですか。

元気な感じもありませんね。

 

5Wまでの出力トランスなので低域の押し出し感、力強さは乏しいです。

ピアノソナタでも物足りなく感じますから、交響曲では尚更です。

 

元々録音会場が小さいところなのですが、、、よりこじんまりと感じます。

合唱のところは音量相応に聞こえますから、トランスの容量なのだと思います。

 

真空管アンプは出力トランスの鉄心の容量で低音の再生能力が決まります。

低域好きなら大きなトランス、中高域好きなら小さめなトランスがおすすめです。

極端に大きなトランスですと、高域の再生に悪影響を及ぼすと聞きます。

 

オリエンタルコアの出力トランスなのですが、あまりクリアな音に感じません。

良く言えば陰影に富んだ音 でしょうか、

カップリングコンデンサの影響かと思われます。

 

カップリングコンデンサを変更すると、音が変わりますよ。

ただ回路図を変更するわけではないので、音の骨格は変わらないと思います。

私はいじくりまわすのは好きではないので変えませんが、、

 

 

しかし、正直聞く前まではバカにしておりましたが、侮れません!

十分本格オーディオに通用するアンプだと思います。

でも出力は2.7W。

あと低域が寂しいので、出力トランスは10Wがいいかも とは感じました。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。