手持ちの三和テスターでは「mV」の測定値は計測できませんので、
三和テスターにメールしました。
ホームページでは性能が分からなかった、、、
「交流電圧 1.0mV以下が測定可能なテスターはどの機種ですか?
お教え願います」
と質問したら、「松・竹・梅」のプランが提案されました!
で、竹プランのテスターを買いました。
左が手持ちの三和テスター PM-11(日本製)
右が高性能テスター PC-710 でございます、でも台湾製。
しかもデカい!
で、
交流電圧mVモードで2A3シングルアンプのハムバランサーのチェックをしました。
・検査状態
アンプの入力にはラインケーブル接続、プリアンプの電源はオフ、
スピーカー端子にケーブル接続
どうも、耳のレベルで正解でした。
ただ数値が想像以上に大きかったです。
やはり近くにパソコン起動状態では残留ノイズが0.3mV程増えました。
左側が1.5mV
右側が1.2mV
でした。
出力管2A3を左右入れ替えても変化無でしたが、
初段管6BM8を左右入れ替えたら、左右で残留ノイズが入れ替わりました!
こちらはパソコン起動時の残留ノイズです
右・R側の最小残留ノイズ値
左・L側の最小残留ノイズ値
次に2A3PPの残留ノイズを測定しました。
片側のNFBは5.2db、自己バイアス、複数点のアースポイント
さすがに高能率スピーカーでもハムノイズは聞こえませんので、
テスターが役立ちました。
右側は0.7mV → 0.5mV に落ち着きました。
左側は1.5mVも出たので、出力球の2A3を動かしたら、0.8mVまで落ちました!
さすがはチャイナ製ソケット、、ぐらつきがあります。
次の写真のように、最終的には右側も0.5mVくらいまで調整出来ました。
この2A3PPも追い込みを掛ければ0.3~0.4mVまで可能でしょうね。
無選別のロシア真空管としては上出来だと思います、エレハモ、ソブテック。
EL34/6CA7シングルアンプも測定してみました。
そしたらA,Wさんで測定した数値よりも大きいかったです!
左右ともに0.8~0.9mV代でした!
今思い返すと、A,Wさんのコンセント電圧は80Vだったようにも、、
まあ我が家とA,Wさんのお店の電源環境も異なりますから、
難しいところではありますかね、、、
微かにハムノイズが聞こえるのですよ、ほんと微かに。
はたまた2万円のデジタルテスターか、
20万もするオーディオアナライザーが正確か??
ただ真空管アンプは近くにパソコンが起動していると影響を受けるのですね!!
2A3シングルアンプの残留ノイズ値が大きいのがいささか気になります。
1~1.2mVまで追い込みたいかな??
配線の手直し、アース処理の方法を変える程度で済ませたいものです。
ご覧いただきありがとうございます。