2A3シングルアンプのカップリングコンデンサを交換しまして、

また様子を見て見ました。

 

 

前回の投稿からだいぶ経ちました。

前回の投稿をご覧になられていない方は、宜しければご覧ください。

 

 

交換してアムトランス・オイルコンデンサにしましたが、

音はフィルムコンデンサよりも解像度は控えめに感じます。

でも少しクリアな感じで、プルンと艶を感じます。

国産だからか、あまり個性も感じません。

 

ヒグチ・オイルコンデンサ とは趣向が異なりますね。

こちらは濃厚な出音でした。

好みには合いませんでしたが、国産コンデンサでは安価で良いと思います。

 

出力トランスはノグチ PMF-10WS 鉄心はハイライトです。

クリア感はありませんが、アナログ的な、往年の真空管アンプの音でしょうか。

ハイライトなので一次インダクタンスが高く、

シングルトランスでは低域はしっかりしていると思います。

 

トータルでまとめますと(トランスや回路を考慮して)、

クリア感は控えめながらもアナログ的で温かみのある音 という印象です。

トランジスタアンプで忘れていたものを思い出すようにも感じます。

 

意外とベートーヴェンピアノソナタでは陰影感のある音に聞こえます。

 

まあ、このアンプを聞いておりますと、これはこれで良いように感じます。

 

ご覧いただきありがとうございます。