先週くらいの話ですが、2A3PPを聴いた後に2A3シングルアンプを聴きましたら、
こもった音に聞こえました、、あれれ、
もっとクリアな音に聞こえていたのですが。
写真の2A3シングルアンプも完成してから7年程経つので、
真空菅を一式交換してみました。
*整流管は3~4年前に一度交換しました
出力 2A3 ソブテック → エレクトロハーモニクス
初段 6BM8 エレクトロハーモニクス → レイセオン
整流管 5U4GB エレクトロハーモニクス → エレクトロハーモニクス
交換後は元気な音に戻りましたが、やはり悪く言えばこもった音に聞こえました。
でもよく言えばアナログ的な温かみのある音にも聞こえますので、
シングルアンプの方はこのままいくとします。
真空菅シングルアンプは歪率や特性は良くないのですが、
くつろぎの音としては最適ですね。
特に直熱三極管は「二次歪み」が多いので音に心地良さがあります。
以前、フォステックスの特許持っているおじさんに
「真空菅アンプユーザーは二次歪みが好きなんだろ」
と言われたことがありまして、、苦笑するしかなかったですね。
もちろんすべてのユーザーがそれにあてはまるわけではありませんし、
すべての真空菅があてはまるわけでもありません。
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