こんにちは。女性のためのマネーコンサルタント
ファイナンシャルプランナーの福島えみ子です。
たびたびコラボセミナーをご一緒させていただいている
臨床心理士の高橋雅美先生 。
その髙橋先生が、少し前に発表なさったコラムで
「女性ファイナンシャルプランナー」として
私をちょこっとだけ登場させてくださっています。
（ほんのさわりだけですが、登場させて頂き光栄です
）
高橋先生のコラムはこちら↓
コラムによると、
『お金を貯める、増やすことを工夫して頑張っているのに、ある時にストレス解消とばかりに買い物をしてしまい、せっかく貯めたお金を散財してしまうことがある、というお悩みを持った女性が多いのかなと感じることがあります。』 （コラムから抜粋）
たしかに、普段、お金のご相談にのっていると、それは感じます。
お金の遣い方と心は、とても密接につながっているからです。
そもそも、
自分の資産となるお金をもっと持っておきたい！
そう思った時に、まず手をつけがちなのが、
とにかく支出を抑えようとすること。
いわゆる節約ですね。
この節約、たしかに効果がある人もいます。
ストイックに自分の生活を規律できる人なら。
けれども、リバウンドが起きて余計にお金を使ってしまったり、
とにかくお金を使わないことによって
自分の人生を先細りさせてしまったりする・・・
そういった人も少なくありません。
ですので、ここで、あらためてお伝えしたいのは、
お金を使うこと自体は決して悪いことではありません。
ということ。
私がいつもお伝えしているのは、
「使わなくてもよかったお金」
「使っても使わなくても
何ら自分の人生に影響がなかったお金」
「使っても自分に何も効果を残さなかったお金」
これらを徹底的に排除しましょう、というだけのことなのです。
使わなくてもよかったお金で
未来を自由に選べる原資ともなるべきお金を減らしてしまう、
使っても使わなくてもたいして違わなかったお金で
いざというとき安心できる貯蓄がない、
なんてイヤじゃないですか・・・？
かくいう私も”お金の使い方”では試行錯誤してきた１人です。
今となっては、
買い物でストレス解消することはまずありません！と
断言できるほどとなり、
そんな買い物の仕方をしたのは
もはやいつのことだったかなという感じですが、
もちろん、私にだって、
買い物ですっきりストレス解消という感覚はいくらでも覚えがあります。
ちょっとモヤモヤすることがあっても、
気に入ったものを手に入れれば、すっきりキゲンもよくなる、
その感覚です。
高橋先生がコラムで書いていらっしゃる
「気持が上がる」という状態ですね。
「気持が上がる」 って、とても大切です！！
何をするのでも、
仕事をするのでも、人と接するのでも
１人で過ごすのであっても
結局は自分が上機嫌でさえいられればすべてはHappyだからです。
一方で、 「気持を満たす目的」での買い物はちょっとキケンです。
例えば、わざわざ休日に買い物に出かけたのに、
もしくはバーゲンにわざわざ来たのに
手ぶらで帰るのは、なんだかさびしい感じがする。
だから、その気持ちを満たすために
何か１つはと思って買って帰ってしまう・・・
そんなときって、
すごく気に入ったものでなくとも買ってしまったりします。
私も昔はこれ、結構やってました。
それどころか、もっと昔は、
学校や仕事で外に出たら、それがちょっとしたお菓子でも雑誌でも、
何でもいいから家に持って帰らないと
さびしい気がすることさえありましたっけ。
そんなときに思い浮かべていたのは、
『ルンルンを買っておうちに帰ろう』 という言葉。
一世を風靡しましたよね。
あの林真理子さんのデビュー作のタイトルです。
手ぶらで帰るのはつまらない、
何か買って帰ると大なり小なりルンルンで帰れる、
そんな私の気持にぴったりの言葉でした。
（あの大御所・林真理子さんの”デビュー作”なので
若い方はご存知ないかも・・・ ・・・・？？）
そんな人だった私が、
どうして今は、必要でないものを買わずに家に帰れているのか？
買い物でストレス解消しなくなったのか？
それは、
必要でないものを買うと かえって後でストレスになる
ということを意識してインプットしていったからです。
（将来的には収入がふえる可能性があるとしても）
とりあえず今の入ってくるお金は決まっている。
その中で、必要でないお金を使うくらいなら
資産運用でふやしたり、
自分の将来のためのお金として持っておくほうが
自分が気持がいい。
というふうに、必要でないお金を使ったら
後で後悔することこそが自分のストレスになり、
結局自己嫌悪におちいるだけで何のプラスにもならない。
そうはっきりと意識したからです。
そもそも、すっきりと時間も労力もお金もムダなく過ごしたいのに、
またムダ遣いしちゃったかな、とか
しばらく経ってやっぱり必要ないから
捨てようかとか考える時間ももったいないし
その捨てるアクションにかかる時間も惜しい。
今ははっきりとそう思っています。
もし、どうしてもムダ遣いや、
ちょこちょこ買いがやめられないという人がいたら、
あいまいなままに自分を放置せず、
見たくないかもしれないけれど、
はっきりと自分の意識に目を向けて
どんな状態が自分は心地いい？とうことを
明らかにさせておくこと、それをおすすめします。
そして、買ったものを使った”後”の自分を
想像する習慣を身につけるここと。
常に１シーン後ではなく
２シーンもしくは３シーンくらいの先まで予測するのがコツです。
それを買ったらその後どうなるか？
買った後、それはどれくらい使う？
買って使ったその先はどうなる？
過去に失敗例はないか？
それを”使う”ことによって自分はどんな効果を得る？
（効果がたいしたことないなら、それは不要なもの）
そのうえで、 『決めておく』
そんな気持ちになったら、
お家で待っている別の「ルンルン」を思い出すことに決めておくなど。
（私の場合は、家でとっておきのフレーバーティーをポットでいれて
フワフワのクッションを周りに置きまくって
読みかけの本をたっぷり読むのが最高の”ルンルン”）
”買わずに” 一目散へと家に帰りたくなる、
そんな自分がソソられることを
いくつか決めておくといいでしょう。
あるいは髙橋先生が書いているように、
ストレス買いしたくなったら、
”必ず使う気持の上がる消耗品”を
買うと決めておくのもアリですよね。
女性にとって、
買い物を制するものは自分のお金を制する
そういっても過言ではありません。
いつもご相談で家計診断をしていると
つくづくそう感じます。
今のストレス解消よりも、
何か自分がやりたい！と思ったことを
将来お金が理由であきらめずにすむように
未来の自分に人生の選択肢をプレゼントするほうが
きっと今も未来も自分がHappyです。
もしついついの買い物が原因で
お金を貯められないと悩んでいるなら
ご紹介した方法、一度試してみてくださいね！
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