言語化することの大事さ | 創造主になった後、どうするの?

創造主になった後、どうするの?

この世界にある様々な仕組みを知りたくて、色々学んでいます。
ただ、大事なのはそれを知ってどう、日常に活かしていくか?
だと感じています。その模索の記録です。

子育て暦、13年。

子育てが始ってから、

子育てに迷い、いろいろな本を読んできましたが、

数ヶ月前に出会ったブロガーLicoさんの子育てが好きです。

 

私の中では 究極の育児!! と思っていて

ブログを読ませていただいています。

 

先日Licoさんの本「おだやかママの幸せ子育て法」を購入しました。

「怒った理由をきちんと説明してあげること」や

「子供の気持ちを代弁してあげること」が大事

と書かれてあり、さっそく実践!

 

息子が使って欲しくないものをおもちゃにして遊んでいる時、

止めてもらいたい理由を説明しようとする。

長女が部屋を整理整頓しないので、なぜきちんとして欲しいのか

説明しようとする。

 

ぐぬぬ・・。苦戦。

 

大したことで無いようでも、一つ一つのことに自分がどう考えているか

を整理して言葉にすること、相手に伝わる形で言葉にすることは

やってみると意外に難しく、

ましてや13歳の反抗期真っ盛りの娘からは言っていることに矛盾や

抜けがあるとつっこまれる始末。

 

頭の中の考えや気持ちを言語化するって訓練が必要だなと痛感します。

 

話は反れますが、5年生で日本からこちらのインターナショナルスクールに

転校した長女。

彼女の受けている教育は随分と日本と違います。

 

何かを覚えて、それをアウトプットすることに割かれる時間は少なく、

代わりに多くの時間を割いて練習することは

いかに自分の考えを整理し、相手に分かる形で伝えるかということです。

 

例えば歴史を勉強しても、年号を覚えることはせず

いろいろな国の歴史共通の流れをとらえる勉強をします。

 

エッセイ(作文)を書かされることが多く、エッセイを書く前に

自分の考えを整理するワークシートが与えられて、考えを整理してから

論理構成を決める作業をして、エッセイを書く。書かされまくる(笑)

 

エッセイの評価ポイントの一つはいかに説得力のある文になっているか

ということであり、彼女の学校から持ってきたワークを見てみると

常に「あなたはなぜそう思うのか?」と問われまくっている印象を受けます。

 

 

日本を出て、外から日本を眺めてみると

グローバル化は本当に起きており、

日本の中でさえ多様な価値観が許される時代が来つつあることを感じます。

 

娘の受けている教育は真に価値観の違う人々と分かりあうための教育である

と同時に、AIの時代が来て例えば記憶のアウトプットは完全に

機械が担う時代となり、人間特有のオリジナルなアイデアが価値を持つ時代に

向けた教育であるように思います。

 

またそのことばかりでなく、子育ての面からも

親が子を愛する気持ちは、親が思っているほどには

子供に伝わらないと自分の育てられた経験、

自分が子供を育てる経験から思うから。

 

これからの新しい時代に向かって生きていく自分のために、

また、子供に私のお母さんとしての気持ちをきちんと伝えたいから、

言語化する練習を日々の中でしていきたいなと思うし、

そんな私の姿を見せることで子供たちにも

新しい時代で生きていく力や子供が将来子育てをしたときに

自分の子供といい関係を作れる力をプレゼントできるのかもしれないと思うのです。

 

人はもしかすると私が思うよりずっと「言葉の生き物」かもしれない、と感じたのでした。