マイケル・ジャクソンのBAD
久しぶりに
じっくりと見た。
BAD地下鉄のシーン
最近知ったけどこれ
マイケルは、成長して
かわいいマイケル坊やを
演じきれなくなり
方向性に
悩んでいていた。
そこで、クインシー・ジョーンズに
なにか仕事させてほしいとたのんだ。
すると
映画The Wizの
カカシ役に抜擢された。
大好きなダイアナ・ロスと
わいあいあいの演技❤️
歌だけじゃなく
カカシの情緒を
みごとに演じきった。
マイケルは、
ホントに演技することが
たのしかったんだって。
その後、いくつか
映画の話はあったけど、
有名すぎたマイケルは、
映画俳優にはなれなかった。
でもこのBAD
ショートフィルムでの
演技も、すごい。
でも、マイケルは、
ただワルに
なりたかったわけじゃない。
BADの始まりは
最初のダリル扮するマイケルの
虚ろな瞳
表情だけで
繊細なダリルという
少年を演じきってる😳❤️
そこは
優秀そうな高校
冬休みの前で
帰郷に喜ぶ学生達。
けれど
ダリルは、浮かない顔。
白人の学校の中で
黒人であるダリルは、
高校の中でいろんな差別があって
つらかっただろうな。
わかってくれる友人もいたけれど‥
お母さんは、
ダリルにまっとうな人生を
過ごしてほしいと
無理して良い高校にいれるため
シャカリキになって
働いていたんだろうな。
だけど、お母さんは
いつもお家にいなくて
さみしい思いをしたにちがいない。
自分の居心地の良い場所は
スラムの中。
貧しい人たちがひしめき合い
油断するとねこそぎ奪われる世界。
このままではいつまでも
貧しい生活はかわらない。
ダリルへ決意を持って
進学して
何かを変えたかったんだろう。
地元にはダリルをわかってくれる
3人の友人がいる。
ダリルはかれらを「誇りに思う3人」
という。
けれど、貧しいくらしは、
人を変えていく。
かつても親友たちも、
進学校に通ってる
ダリルに嫉妬してる。
わざと悪いことをさせて
自分の仲間にしようとしてる。
弱者を食い物にすることに
何の不思議も
感じない3人。
悪がいいのか？
歯を食いしばって戦っているほうが
カッコいいのか？
世界をかえたい。
自分の思い通りに生きたい。
ただ真面目に人生を生きようと
しただけなのに、
みんながそれを邪魔しようとする。
いろんな思惑のなかで
自分の思いを爆発させたダリル。
実話では、
ダリル役の高校生は
射殺されてしまった。
その子の無念と
マイケルをとりまく
人たちとの
別離を表現したかったのだろう。
ダリルの
大好きな親友の別離は、
かつて自分の楽しかった
映画のワンシーンと
同じ場所。
このショートフィルムは、
ジャクソン兄弟の
別離なのではないかという
解釈もある。
いろんな気持ちが
複雑にからみあっている。
かっこいいけど、
やっぱり切ない。
最後のシーンが泣けるねぇ🥲
BADが現れた。
忘れかけていたマイケルの
熱い想いを思い出させてくれた。
あの時、コロナで八方ふさがりだった
私をマイケルは救ってくれた。
あれもだめこれもだめ。
みんな閉じこもり
体も心もフレイルになった。
変わりたい。
そう叫びそうになった時、
マイケルが手を
さしのべてくれたような気がした。
ああ、マイケルがいた。
かっこよくて、素敵で強くて
精一杯一生懸命、前を向いて
生きているマイケルに
溺れた。
もじどおり沼だ😅
いまじゃどっぷり深海魚🤣
マリアナ海溝までいっちゃうよ❤️
今日もありがとう。
マイケル。
ひさびさにぶつぶつと語ってしまった。
ご覧くださった方にも
感謝いたします。
ありがとうございます。
このシーンかわいいよね🤭❤️