父親が被害者で母親が加害者―。
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
どこかに住んでいる限り、この本でいう向かいの家の住人になるかもしれない
そんな感情で読み始めた
場合によっては、この一家になりかねないという人もいるだろう
だんだんと真相に近づき、語り手が章ごとに変わるという手法が読み手を止まらなくする
文庫を読む私にはめずらしいハードブックだが、すらすらと読むことのできる一作