小さな不調、続いていませんか?【未病とは】 | ラブピープラネットオフィシャルブログ

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こんにちは。
天然成分にトコトンこだわる人の100%ナチュラルスキンケア専門店ラブピープラネットの豊田です。

ここ数日暖かいと思ったら、また冬のように寒い日が続いたり・・・
まさに三寒四温といった状態です。

こんな気温の変化が大きいこの時期、体調を崩しやすい人はいませんか?
あからさまに体調が悪くなってはいないけど、なんだか体がだるい、ボーっとする・・

それは未病かもしれません。

 



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 未病とは
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東洋医学では、

□体がだるい
□疲れやすい
□体が冷える
□頭痛
□肩こり
□めまい
□不眠

こういった、はっきりと病名が付いていないが、なんだか不調が続いている状態が「未病」と呼ばれています。

 



もし、こうした症状を自覚しているのに「健康診断の結果も悪くないし、忙しいからちょっと調子が悪いだけ」なんて軽く考えているとしたら、注意が必要です。


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【そもそも】
東洋医学と西洋医学の違い
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「東洋医学で未病とは~」とお伝えしましたが、医学には大きく分けて「東洋医学」と「西洋医学」があります。
それぞれどのような考え方なのでしょうか。


◆西洋医学◆

体内にある原因を取り除くことによって解決する方法です。
一刻を争う救急救命や命にかかわる難病など、病院では西洋医学が得意とする治療が施されます。
辛い症状を和らげる薬も西洋医学。
病気に対して即効性のある治療を施します。


◆東洋医学◆

人体に備わる自然治癒力を高めながら自然回復できる力をつけます。
病気の治療だけでなく、未病の治療、健康維持にも及んでいます。
東洋医学には「心身一如」の考え方があります。
これは「心と体は一体である」という考え方です。
治療では、体の中のアンバランスを整えることや、心身全体の調和を図ることに目的を置いています。
陰陽(いんよう)、虚実(きょじつ)、気血水(きけつすい)などの観点から体や病気を多角的に見て、総合的に判断していきます。

(監修:木村容子 東京女子医科大学 東洋医学研究所副所長 准教授)


こういった考え方の違いはありますが、どちらも医療には欠かせません。
「父なる西洋医学、母なる東洋医学」とも言われています。

 




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 小さな不調、
 あなたはどう向き合う?
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私たちの体には本来、治癒力・自己回復力が備わっています。
ですから、それを十分に活かすように意識して、導いてあげるようにするだけでも、本来の力を発揮するようにできています。

私たちの日々の生活を振り返ると、体が元々持っている治癒力・自己回復力を、何かと理由をつけて全く逆の方向に導いていることが珍しくありません。

たとえば・・・

・睡眠不足で食欲もなく、過労を自覚していながらも、休みを取らずごまかしながら働く。
・健康診断で肝機能の低下を示す数値が出ているのに、毎晩の飲酒を控えようとしない。
・肩がこって頭痛がしているが、鎮痛剤を飲んでやり過ごしている。

このように体から何らかのサインが出ているにも関わらず「この程度なら大丈夫」とあえて無視するのはおススメできません!
むしろ未病から「病気」になってしまい、さらに回復に時間が掛かってしまう可能性も・・。

 



まずは、自分の今の状況を見つめなおすことも大切かも。
こちらからチェックしてみてください。

◆ 未病チェックシート ◆
(監修:慶応義塾大学 渡辺賢治教授)


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 小さな不調を見逃さない!
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よく「ストレス発散すると良い」と見るかもしれませんが、
「どういったものがストレス発散になるか自分でもわからない」
と言う方も多いと思います。

そんな時はこんなストレス発散法を試してみては?


◆散歩◆
天気が良い日に外を歩いてみてください。
いつも通らない道や新しいお店の発見、季節の花を見るなど、それだけでストレスから離れてすがすがしい気持ちになるかも。

 



◆何かに集中する◆
読書や映画、料理、編み物など、自分が集中できるものなら何でも。
ストレスから遠ざけて好きなことに集中すると、終わる頃には意外と頭がすっきりします。

 



◆入浴時間を充実させる◆
湯船に浸かることも立派なストレス発散法。
お気に入りの精油を1滴湯船に垂らし、少し照明を落としてキャンドルを炊きましょう。
副交感神経も優位になり、心身ともにリラックスできますよ。

 



◆おいしいものを食べる◆
例えば、見た目も華やかで可愛らしいスイーツは見ているだけでもテンションが上がりますよね。
たまにはそんなプチ贅沢を自分へのご褒美にするのも良いかもしれません。
お皿や一緒に合わせる飲み物にもこだわって、少しの非日常を体験するだけでも、ストレスから遠ざかることができます。



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未病に対する意識を高めることこそ
健康への近道
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健康診断などで数値の異常が認められたなら、体調の悪化に自覚がなくても、その数値改善に向けて生活習慣を改めていく。

健康診断で数値に異常が見られなかったからといって気を緩めない。


体に負担をかける生活を続けたり、喫煙や過度の飲酒にも「少しくらいなら・・・」などと甘やかしたりしない。

これからは「未病」に対する意識を高めることこそ「生活習慣病を予防するための最短距離」と考えるべきかもしれません。