化粧品の恐ろしい真実 その10「合成ポリマー」 | ラブピープラネットオフィシャルブログ

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先日美容院に行ったときに恐ろしい体験をしました。

 

ヘアアイロンをしてもらいながらリラックスしていると、毛先からモクモクと・・・・!

 

 

こんにちは。
ラブピーの豊田です。

 

秋晴れが続いていますね。
洗濯物も良く乾いて気持ちが良いです♪


さて、先日の美容院での恐ろしい体験談は後半でご紹介。

 

まずは「合成ポリマー」についてお伝えしたいと思います。

 

特に乾燥が気になりはじめたこの時期は、

「高保湿」の化粧水(とろみたっぷり)を使う方も多いのでは?
これを読んだら使うのを迷ってしまうかもしれません。


とろみたっぷり高保湿化粧水を使う前に、一度お読みください。

 


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    改めて。「合成ポリマー」とは
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主に石油などを原料にした合成樹脂や合成セルロース合成ゴムなどです。

これらをたくさんつなぎ合わせて高分子化=ポリマー化した物が

合成ポリマーと呼ばれます。

 

簡単に言うと、ビニールのような感じで、これを繊維のようにして

水分を吸着するようにした物が紙オムツや生理用品などの中身になっています。

 

そして、皮膜やラップのようにした物が、車などにも使われるポリマー加工などになります。

 

基礎化粧品の場合は、水溶性の物が多く、ジェル基材や

乳化剤として使われるケースが多いようです。
(とろみのある化粧水、美容液、シャンプー、乳液、ファンデーションなど)

 

また、シャンプーのコーティング剤として使われている

ケイ素系のシリコン(シリコーン)タイプの合成ポリマーが、

一部の基礎化粧品に使われている事があります。

 

いずれのタイプの合成ポリマーも、使用するとコーティングされ、

ツルツルとした肌触りになる特徴があります。

 

 

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          毒性は?
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合成ポリマーは単なるビニールというか樹脂のようなものですから、

お肌に直接の毒性は特にありません。

 

ですが、本来は体に必要ないもの。


直接的な毒性はないのですが、落ちにくい性質である事と

長期使用で皮脂の分泌が減ってしまう事で、

後々お肌に問題が出てくる場合が多いといわれています。

 

また、合成ポリマーは、瞬時に肌にハリが出たような感覚や

リフティング効果を感じさせることができます。


その反面、肌をビニールで覆う閉塞性を持っており、

肌自らが健康でいようとする力までも崩しやすくする可能性があります。

 

 

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       肌への影響は・・・?
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合成ポリマーは汗も油も通さないので、皮膚の常在菌にも良くないと言われています。

 

合成ポリマー入りの化粧品を使い続けると
肌本来の潤いの貯蔵庫であるセラミドが減り、

自力で潤いを保てない弱肌になってしまう恐れがあります。

 

また、繰り返しになりますが、合成ポリマーは、

肌への密着性が高く落ちにくい性質を持っています。
そのため、強力なクレンジング剤でないと落とすことが困難です。

 

化粧品に入ったポリマーは、お肌や頭皮の上に広がり、

紙オムツの中身とラップの中間のような役割をします。


水分を吸着しながら、お肌をラップのようにキレイにコーティングする訳です。

 

このポリマーの水分が飛ぶと、コーティングがお肌をピタッと覆います。
そして、ビニールコーティングされた状態のまま長時間過ごすと、

自ら皮脂を出す機能が働かなくなります。
よって、徐々に皮脂の分泌が減ってしまいます。

これが乾燥肌に繋がります。


さらに、皮脂を餌にしていたお肌の上の常在菌(善玉菌)が

どんどん減って行ってしまい、雑菌が繁殖しやすくなると言われています。
雑菌の繁殖で炎症が起き、肌トラブルが起きます。

 

そして、皮脂の分泌が減ってしまっているため、

角質内の保水力が極端に落ち、自分でもわからない内に

肌内部の乾燥が進んでいきます。
これをインナードライといいます。


こうして、常在菌と皮脂膜というお肌の最前線の防衛ラインを

失ってしまったお肌は、「敏感肌」「乾燥肌」「インナードライ肌」へと

徐々に傾いていきます。

 

 

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        髪への影響は?
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肌への影響は理解していただけましたか?
使い続けると、大なり小なり肌に何らかの影響が出そうだ、

ということはご理解いただけたと思います。

 

では、髪への影響はどうでしょうか。


ここで冒頭で少しお話した「毛先からモクモク事件」へと話が移ります。

 

先日、トリートメントをしてもらいに美容室に行き、

最後に私の髪のセットをする際にヘアアイロンを使いながら担当のお姉さんが一言。

 

美容院のお姉さん(美)

   「見て。この毛先から出ているモクモクの煙みたいなのわかる?」


豊田「(なんだろう。煙?こわ)何ですか?」


美  「これね、合成ポリマー入りのトリートメントとか

    シャンプーを使っている人にアイロンを当てると出るのよ」


豊田「?どういうことですか?」


美  「合成ポリマーはちょっとやそっとじゃ落ちないの。

    髪にぴたーっと張り付いてコーティングしてしまうのね。
    だから熱を与えると合成ポリマーに反応して

    燃えているみたいに煙が出てしまうのよ。
    艶感やツルツルした使い心地は得られても、

    実際には髪を修復しているわけではないから避けたほうがいいわね。
    合成ポリマーに覆われているとパーマやカラーがかかりづらかったり、

    肌へ栄養を与える役割をするトリートメント成分も浸透しなくなるわよ」

 

!!!????

 

肌に使うものはナチュラルスキンケアでばっちり!なのですが、

お恥ずかしいことに、髪に使うものにはあまり気を使っておらず・・・


特に、アウトバストリートメントは必須!と思い込んでいたため、

髪用のポリマーたっぷりトリートメントを3,4日置きに使っていたのです・・・。

 

確かに、お姉さんの言うとおり、トリートメントをしていた

毛先部分からだけ、「もくもく~」と煙のようなものが出ておりました。(泣)

 

 

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皆さんがお使いのお化粧品はいかがですか?
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以下の成分表記は合成ポリマーです。

 

・カルボマー
・ジメチコン、トリメチコン(など最後に「メチコン」がついているもの)
・シロキシケイサン
・シロキサン
・アルリル酸
・メタクリル酸
・セルロース
・加水分解コラーゲン
など

 

直接の毒性はないと言えど、継続して使うと何らかの影響が出そうな合成ポリマー。

 

でも最後に選ぶのは私たち消費者です。

 

死ぬまでずっと付き合っていく肌や髪にとって、何が良いのか。
見極める目が必要です。