私、結構明るめの茶髪をしています。
もうかれこれ、20年近くになるかな。
今でこそ、「これ、白髪隠しなんです~」
なんて言っているけど、
当初の理由は全く違うものでした。
アメリカに来て間もない頃の私、
特に工場のラインワーカーをしていた頃の私は
とにかく自分に自信がなかった。
いろんな意味で。
言葉もそうだけど、見た目が当然“アジア人”。
それを理由に嫌な思いをしたこともありました。
差別的な言葉を言われたりとかね。
自分の存在が「ここには属さない」みたいに感じて、
どんどん自己肯定感は下がる一方でした。
そんな時、たまたま髪の色を
明るくカラーしたことがあって、
スーパーで会った
日本人の友達に言われたんです。
「あれ?Leahさん?全然気づかなかった!
後ろからみたら茶髪だから外人かと思った!」
なんかその一言が妙に心に残って
(↑単純かっ。笑)
「え、もしかして私、
茶髪にしたらアメリカに馴染めるんじゃね?」
(ええ??)
…って、まぁ完全な思い込みなんですけどね^^
でもその“勘違い”が、
思った以上に自分に効いた(笑)
それ以来、髪色を少し明るめに保つようになって、
なんだか自分にも他人にも
堂々とできるようになってきた気がした。
と言うか、かなり図々しくなった(爆)
髪を染めただけで性格変わる?
って思うかもしれないけど、
結構さ、人って些細な事がきっかけで
性格変わる事もあるのよ。
そこから少しずつ英語も上達して、
アメリカの企業で働くようになり、
素敵な仲間にも出会えて、気づけば
「アメリカにブレンドインした私、ここが私の居場所」
って思えるようになっていました。
ちなみにうちの旦那は超シャイで、
もともと人と話すのも苦手だったんですけど、
ある時思いきってモヒカンにしたら、
意外に人からも受けがよく。
周りから「似合ってるよ!」って
声をかけられるようになって、
本人もすっかりその気に
(↑夫婦そろって単純かっ。笑)
それから性格まで明るくなり、自己肯定感もアップ。
たぶんね、人って何か
“ちょっとしたこと” がきっかけで、
自分を好きになれたり、
自信が芽生えたりするものなんだと思います。
それは髪色かもしれないし、服かもしれないし、
ある言葉だったり、人との出会いだったり。
異国で暮らすって、やっぱり簡単じゃない。
文化も違えば、価値観も違う。
自分をどこに置いていいのか
わからなくなる時もある。
これは、日本に住んでいてもそうだと思う。
自分の居場所を見つける。
でも、そんな中でも“自分で選んだ小さな変化”が、
前を向く力になることもある。
私の茶髪、旦那のモヒカン、
そして息子のパーマみたいに(笑)
これさ、家族写真は結構キャラある私たちよ?(爆)
あなたにとっての「自信のきっかけ」って何でしたか?
よかったら教えてくださいね♪