ダイバーシティーに必要以上に敏感な人 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

つい最近、トーマスの学校で、Colonial Dayと言うイベントがありました。

 

要は、アメリカの植民地時代の格好・遊び・食べ物を体験するというイベント。

 

で、面倒くさがり屋の私なんで、アマゾンからコスチュームをオーダー(笑)

 

 

トーマスによると、学校でパンケーキを食べたり、ミントティーを飲んだりしたらしいです。

 

普通だと、「あら~なんとも微笑ましい光景」ってなりますよね。

 

ところが、ネットでコロニアルデーをググった時に偶然にもこんな記事を発見。

 

アメリカのある学校では、この行事で、子供たちが当時の服装を着用するのを止めさせたのだそう。

 

学校が父兄に送ったメールの内容の一部がこれ。

 

the superintendent wrote that asking children to wear costumes emphasizes a single perspective that was not shared by all of the cultures that were present during that time, which includes Native American culture.

 

まあ言いたいことはわからないでもないけど、それにしてもなんか気使いすぎって思うのは私だけでしょうかね。

 

そんな事言ったらほんと何にも出来ないじゃん。

 

ま、こういう意識高い系の学校はほんの一握りなんでしょうけど(やめなさい)

 

コスチューム着たい人は着てもいいですよ、

 

着たくない人は着なくてもいいですよ、ってオプション与えればいいだけの話。

 

そもそも、このイベントの趣旨は、いい事も悪いことも含め歴史を学ぼうって言うのが根本で、それ以上でもそれ以下でもないと思う。

 

少なくとも子供の頭の中では。

 

それを大人がよい一層、複雑にしている感じ。

 

ってか大体さ、いろんなバックグランドを持った、多文化の集まりのアメリカで、

 

みんなおんなじ文化をシェアーしたわけではないからって言う理由ってほんと矛盾してる。

 

ダイバーシティーに必要以上に敏感な人に限って、こういう矛盾した理由をごり押ししてくるよね(やめなさい)

 

トーマスは、アメリカの植民地時代とは全く関りのない国の血も半分入っているけど、

 

コロニアルデーを楽しんできたようです。

 

ミントティーが美味しかったから買ってきて、と言われました(笑)