思い出は私の中で美化される | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

今日はトーマスの小学校4年生最後の日でした。

 

アメリカは地域によっても学校によってもかなり違いますが、

 

このブログがアップされる頃、トーマスは既に長い夏休みに突入しています(笑)

 

この学校では4年生までが小学校で、5年生からはIntermediateに通います。

 

と言っても、同じ系列の学校なので、特別な卒業式があるわけではないのですが、

 

Clap outと言って、全校生徒、先生、そして父兄が廊下に並び、

 

卒業していく4年生が最後にもう一度廊下を歩くのをみんなで拍手で見送ると言うイベントがあります。

 

フォーマルな式ではないので、参加したい人はしてもいいですよ、

 

廊下集合って事だったのですが、私は参加しませんでした。

 

だって、絶対に私一人号泣するだろうから(笑)

 

多分、洒落にならないレベルだと思ったので、行きませんでした。

 

トーマスに、マミーは号泣すると思うから行かないけど、大丈夫?と聞いたら、

 

全然いいよ、との事だったので、あまり罪悪感は感じずにすみました。

 

特にこういうの、アメリカ人はあんまりエモーショナルになる人は少なく、

 

Congratulations! いぇ~い!パ~リ~♪ みたいな人が多い気がします。

 

もちろん、これがきちんとした卒業式なら人からドン引きされようがなにしようが参加しましたが(笑)

 

小学校最後のこの日、トーマスを朝、車で学校まで連れて行ったのですが、

 

5年間お世話になったこの学び舎に心から感謝し、車の中から校舎の写真を撮り始めた私(なんと面倒な女)

 

トーマスに、「なんで写真なんか撮ってるの?」と半ば呆れて言われました。

 

うん、ほっといてちょうだい。

 

大していい画像でもない、曇り空でどんよりな一枚(笑)

 

 

そして、トーマスを校舎と一緒にこっそりビデオに収めようとしたのですが(ここまで来ると病気)

 

途中で気づかれて失敗に終わりました。

 

「マミー、隠し撮りするのやめてよ?後で携帯チェックするからね!」と言われました(笑)

 

多分もう、訪れることはないこの場所。

 

思い出は私の胸にしまい、また明日から未来に向かって歩き出そうと思います。

 

私、思い出の場所に再び訪れるってしたことありません。

 

多分、今までずっとアメリカに住んでいるからそれが現実的に不可能って言うのもありますが、

 

もしそうじゃなかったとしても、きっとそうすることはなく、

 

思い出は私の心の中だけにしまっておきたい、みたいな。

 

思い出ってね、そのままの状態で自分の心の中にしまっとくのが一番いいんですよ。

 

時に美化したりね。

 

昔好きだった人とかもそうじゃないですか。

 

今再会したらいろんな意味で思い出が崩れますよ(いや、オマエもな)

 

あの人は今の芸能人とかね(やめなさい)