ある日の事、会社のシェリーが一枚の紙を私に見せてこういいました。
シ 「これ、前にアナタにコピー渡したよね?」
そこには、先代の社長の手書きで10個近い金庫の暗証番号が書き込まれていました。
私 「あ~、はいはい。コピー持ってるわ。」
って、正直、あんまり大切にしまいすぎて、どこにしまったか忘れた私(いや、オイ)
やべぇ、どうしよう?(って、ちゃんと探せばありますが)
シ 「新しく番号変えたのあるから、これ、新しいコピー。持ってて。」
ほっ。
これで古いの探さなくてすむわ?(安心している場合か。)
シ 「あ、それからね、この金庫、私のパーソナルなモノが入っているヤツ。
これ、この世の中に私とアナタしか番号知っている人いないから、
もし私が死んだら、私の旦那の為に開けてあげてね。
旦那もこの金庫の番号知らないから。」
なんですって?
私は知っている。
その業務用冷蔵庫並みの大きさの金庫には、
何億円もの価値があるゴールドが入っていることを・・・
多分ひょっとしたら現金やら宝石なども入っているかも知れません。
そんな大切な金庫の番号を私に託すの?
なんか緊張する・・・
そこまでこんなどこの馬の骨かわからないような私を信頼してくれているのか。
そう思ったら嬉しくなりました。
シェリーの息子はまだ13歳。
娘、ナオミは30過ぎていますが、会社のお金を横領してクビになったばかり。
旦那だって一生添い遂げる保証なんて100%ないし、
しっかりしているシェリーなんで、旦那との間にはPrenaptual agreement があります。
だったら家族の時期副社長ケリーに頼めばいいのにと思うんですが、
時に金銭が絡むと、身内が一番信用出来なかったりしますからね。
私くらいの馬の骨が一番無難なのでしょう(笑)
それにしても脇甘すぎだわ〜、シェリー。
これ、私だから絶対に裏切らないけどさ、もうちょっと人を疑った方がいいと思う(笑)
私が知らないうちに金庫空っぽにして日本にトンヅラ、とか心配じゃないのかしら?
って、もちろんしないけど(笑)