時々疲れる・・・ | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

人間関係ほど難しい事ってないですよね(笑)

私は前にもブログに書いたことがありましたが、

来る者拒まず、去る者追わず  で、

結構どんな状況でも、誰とでも上手くやれるほうなんですが、

これが、旦那の家族となるとまた難しい問題なんです。

へりはどうしても、子供の時に自分が捨てられたと言う事実から未だに抜けられず、

ローラに対して嫌悪感を持っています。

捨てられた、と言う表現が正しいのかはわかりませんが、

ローラが親権を失った、と言うことが彼にとっては捨てられた、と言う結論になっているようです。

40年前、何があったのかは当事者以外は誰も何も知りませんが、

乳飲み子を抱えた母親が親権を失うって言う事実は、

アメリカでは結構珍しいケースであることは確かです。

もちろん、そうは言っても実の母親なので、彼女に対して愛情はあります。

嫌いなわけではありません。

私はありがたいことに愛情いっぱいの家庭で育ててもらったので、

正直、そんな彼の複雑な気持ちが理解できないところがあります。

もちろん、ローラもローラなりに辛い思いをしてきたこともあったのだろうし、

これからもその感情から一生抜けられることはないかも知れません。

一度、この件に対して二人がぶつかり会い、大喧嘩になったことがあったのですが、

結局はローラの二人の娘たちがローラの味方になり、

へりと私は家族のブラックシープ的な存在になりました(笑)

一応形だけ呼ばれるクリスマスパーティーでは、

私たちの名前が書かれたストッキングだけなかったりとか、

私達だけクリスマスカードの交換がなかったりとか。

その状態が5年以上続いたと記憶していますが、

このブラックシープ状態から脱出できたのは、トーマスの誕生のお陰でした(笑)

すごいですよね、子供の存在って。

トーマスが生れてからと言うもの、彼らは打って変わって私たちにものすごく優しくなりました。

その急変した態度にビックリしましたが、それでもそれはありがたいことであり、

特にアメリカに家族のいない私にとっては、やっぱり嬉しい事でした。

でも、へりはどうしても未だにローラに対して嫌悪感を持ちつづけ、

ローラはと言うと、過去のいざこざなどまるでなかったことのように普通にしています(笑)

なのでいつも私が、

「トーマスのためにもローラ達といい関係を保つ努力をしようよ。

過去を振り返っても、そこから幸せが来るとは思えない。

現に、過去を振り返ってつらい思いをしているのはアナタ(へり)だけだよ。

ローラはすっかりMove onして今を楽しんでいるんだから(笑)

(まあ、もちろん彼女も彼女なりに思うところがあると思いますが)」

と、言い聞かせています。

へりも頭の中ではそう思っているのですが、

時にそれが行動に移せないことがあるんですよね。

正直、私はへりとローラの間に挟まって面倒な思いをしているんですが(笑)、

なんとか上手くやっていけています。

ただ、やっぱり時々疲れます( ̄  ̄)∑(゚Д゚)

でも、私自身、こういう経験をしてみて改めて、

自分はどれだけ愛情いっぱいの家庭に育ってきたんだろうと、

今まではそれが普通の事だと思っていたのですが、

改めて感謝の思いでいっぱいになりました。

きっと、世の中で、こういう家族の問題を抱えている人って

実は私が知らないだけでたくさんいるんじゃないかな~とも思いました。

なかなかこういうことって、口に出して言わないことですもんね。

私も現に、こんなプライベートな、それも旦那の家族のことをブログに書くのは気が引けたんですが、

ま、いっか?私疲れてるし。みたいなΣ(゚д゚;)開き直ってるし

綺麗事だとは思いますが、これからへりが進むべき道は、

過去へのわだかまりを捨て、相手を許し、明るい未来を見つめること。

トーマスをこの家族のいざこざに巻き込まないためにも、

犠牲者は私一人で十分です(笑)

きっとローラにもローラの進むべき道があると思いますが、

彼女も彼女なりに明るい未来を見つめてお互いに幸せになって欲しいと思います。





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