その時の覚悟 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

数か月前に、ブログに書いたことがあったイリノイのへりのおばあちゃん。

それぞれの地で

去年の11月にへりの母方の祖父、ポポが亡くなり、

イリノイに帰ったへりでしたが、

その時に、このおばあちゃんにも会うことが出来たんですが、

その時の様子から、彼女もきっと長くはないだろうとは思っていたらしいのですが、

その悪い予感は当たり、つい先日、彼女が亡くなったと知らせが来ました。

亡くなってすぐに連絡をもらったのですが、

真夜中に来る電話って、いつもいい知らせではないですよね。。。

私も出来ればイリノイに一緒に帰るべきでしたが、

どうしても仕事の都合がつかず(これが自分の親ならまた話は別なんですが。。)

今回はへり一人でイリノイに行ってもらうことに。

それで、飛行機の手配や、スーツケースのパッキングなどをしてあげたのですが、

ちょうどアメリカは、スプリングブレーク(春休み)って言うのもあり、

(これは1か月前に下書きしたブログです)

飛行機の値段がべらぼーに高かった(汗)

普段なら数百ドルで買えるチケットなんですが、今回は800ドルもしました。

それでも、チケットが取れただけラッキーだったのかも知れません。

で、これは余談ですが、気持ちが動揺する中、手配したので、

ネットで座席を選ぶときに誤ってアップグレードの席を取ってしまい、

後で落ち着いた時に明細をみてはじめて気づいたと言う(汗)

ちっきしょー!私としたことが( ̄□ ̄;)!!Σ(゚д゚;)

身長が2メートル近くあるヘリは、いつも座席が狭いと言って文句を言うのですが、

今回は楽々と乗れたようで、いい席取ってくれてありがとう!と感謝されました(笑)

そんな話をジャネスにしたら、

でもこんな時だからこそ、せめて飛行機の中でリラックスできてよかったんじゃない?と言われ、

まあ、それもそうだなと思い、なんかいいことをした気分になりました(←単純)

でもほんと、気が動転している時って、判断力が鈍るもんですね^^

こういう時、いろんなことが頭をよぎります。

きっとこういう事がいつか必ず私にもやってくる。

真夜中の電話、そしてチケットの手続き。。。

10年前、大好きだった祖母(ばーこ)が亡くなった時、

ちょうどお盆の頃と言うのもあり、チケットが3500ドルもして、

それでお葬式に間に合うのならまだしも、時間的に間に合わないと言うことで、

結局時期を外して日本に帰省したことがありました。

そのことをもの凄く後悔して、精神的にダメージを受けている私に母がこう言いました。

いつかこういう日が私たちにもやってくる。

でもその時に、もしお葬式に間に合わなかったとしても大丈夫だからね。

今まで一緒に時間を過ごせたんだから、それで十分だから。

そういわれて、私は本当に十分と言える時間を一緒に過ごせてあげられたのだろうか、と思いました。

誰にでも訪れる別れの時。

その覚悟はきっと誰にもできるものではないのかも知れません。





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