ボロ儲けのその後 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

数年前まで、うちの会社に手作りのパイやケーキを売りに来るおじさんがいました。

多分知らない人が聞いたら、

「え?よくそんな通りすがりのじじいが作ったパイ買って食べるね?」

て思うかも知れませんがΣ(゚д゚;)やめなさい

実はうちの会社の社員の知り合いってことで、売りに来るようになったんです。

彼は自分で自分の事をUncle Pie(パイおじさん)と呼んでいました。

で、このアンコーパイ(笑)、週に1回来るのですが、特に曜日が決まっているわけでもなく、

私が甘いものが食べたい時には姿を見せず、

なんかもうお腹いっぱいって時に限って現れます(笑)

彼には娘さんがいて、その娘がパイやケーキを焼き、

それをこのアンコーが売りさばいていると言う。

値段も結構安いし、一切れづつ売っているので、

いろんな種類がある時は2種類とか買って食べたりしてました(笑)

でも、他の人もそんな感じだったので、結構な荒稼ぎだったと思います。

そのうちアンコーも味をしめたのか、

デザートだけでなくランチも売りに来るようになったんです。

ホットドッグだったり、サンドイッチだったり。

私はいつもランチは持参なんで、買ってもデザートのみなのですが、

食べ盛りのアメ女達は、ランチプラス、デザート2種類とか平気で平らげてました。

結構いい稼ぎになっていたと思います。

そのうちこのアンコーがもっと欲、じゃなくてアイディアを出してきて、

今度はディナーや、バースデーケーキ、ケータリングのカタログまで用意しだしたんです。

なんかここまで来ると、私も他の人も??って感じで、

ってか、アナタ、もうアンコーパイってより、ただのモノ売りじゃね?みたいな(オイ)

それこそ始めのうちは娘の手作りデザートってことで、

ホームメイド感があったし、中々家庭でパイやケーキを丸まる焼くってしないので

みんな喜んで買って食べてましたが、

そのうちそれも、これ、Walmartで買ったケーキを切っただけじゃね?

ホットドックとかサンドイッチに限っては

こんなん自分で家から持参できるし、みたいなレベルでした(オイ)

そしてそのうちブリトーも売り出したのですが、

これもお店で買った冷凍のモノを銀紙に包んでバラ売りしてるよね?みたいな(爆)





そのうち、彼が来ても誰もモノを買わなくなり、

いつの間にかアンコーも消えました(笑)

あのまま手作りパイが売りのアンコーパイでいたらよかったのに^^





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