身近なところで言うと、Pain Killer(痛み止め)なんかでも依存症になる人がいます。
日本のことはよくわかりませんが、アメリカでは結構いますよね。
例えば私が今回、親不知を抜いた時に処方してもらったPain Killer
アメリカでは誰もが知ってる痛み止めで、一応ここでは薬品名は伏せておきますが、
これは医者の処方箋なしでは手に入らない物です。
結構強い薬で、その副作用として、すっごく眠くなります。
あと、私なんかは、それを飲んだ後、30分くらい、ちょっと吐き気を感じます。
なので、今回も2日間飲んだだけで後は痛み止めなしで生活していました。
鉄のような女です(爆)
ドクター曰く、
ド 「アナタは体が小さいので、1錠じゃなく半錠飲んでくださいね」
日本では体が小さいなんていわれたことすらない私が、
ここアメリカではSmall、Skinny、Petiteと言われるたびに顔がほころびます(爆)
だったら20錠処方じゃなくて10錠処方で、お代も半分にして?(オイ)
実は私の周りで、このPain Killerが原因で人生の歯車が合わなくなった人がいます。
彼女は私の働いている会社でマネージャーをしていたのですが、
アメリカ人の割には働き者で、ましてや会社のお金を盗むなんてことはしないような人でした。
ところが、彼女はいくつか持病を抱えていて、
まだ20代後半だと言うのに、婦人系の病気、
その他にも若年性の関節リウマチにもかかっていて、
医者からこの痛み止めを処方されていたんです。
ところが。。。
この痛み止め、気をつけないとほんとヤバイことになります。
と言うのも、副作用として、眠くなるのですが、
それと同時に気分がHighにもなります。
なんかこう、ふわふわした感じ?
私はドラッグとかやったことないのですが、多分同じような感じなのでしょうね。
で、最終的にはそのPain Killerを口から服用せず、ドラッグのように鼻から吸ったりと、
どんどん嵌って行ったらしく、薬を買う為に会社のお金を盗み始め、
もちろん会社は首になりました。
実はうちの社長もこの彼女と同じ持病を抱えていて、
若い頃から関節リウマチで苦しんでおり、体の痛みや薬についての理解が人より寛大で、
その薬の一件のことは他人事とは思えなかったのか、
会社のお金を盗んだ為このまま会社においてあげることはしなかったのですが、
せめてもの親心で、警察に通報することはしないであげたんです。
これは立派な犯罪で、Embezzlement(横領罪)なんですけどね。
なので、彼女さえまともになれば、何の犯罪歴もないので、
社会に復帰することは十分可能だと思うのですが、
まだまだその見込みは全くないようです。。。
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