親権を失う親 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

日本ではどうなのか、ちょっと分からないので

アメリカ、それも州によって法律が違うので、うちの州だけに限った話になります。

日本では、親が自分の子供の親権を失うってあんまり聞かないですよね?

でも、ここアメリカでは(うちの州だけかも知れませんが、ここではアメリカとします)

簡単にそういうことが起こります。

例えば、小さい子を車の中に置いたままほんの1分間買い物をしたりとか、

12歳以下の子が一人で家でお留守番とか、

それを誰かがDHSに通報すれば、その子の親はそれだけで親権を失い、

子供の親権は州に取られ、裁判を起こして勝たない限り、親のところには親権は返ってきません。

実際にそうなった人を何人も知っていますが、裁判を起こすのにもお金がかかるし、時間もかかります。

州が親に親権を返す前に、何度もカウンセリングをし、

州の職員のSupervision付きVisitationを何回もしてから、ようやく最終的な決断がでます。

厳しいようですが正直、アメリカには責任感が全くない親がいっぱいいますので、

子供を守るためには必要なシステムなのだと思います。

なので、デイケアでも医者でもそうですが、もし彼らが子供が親に虐待を受けているような傷、

もしくは態度に気付いたら、それを州に通報する義務があります。

前に、トーマスと一緒に買い物に行った時。

トーマスがあまりにも言うことを聞かなかったので軽くお尻を叩いたんです。

多分、トーマスも痛くはなかった筈です。

泣きもしませんでしたし、まだちょっとへらへらしてました。

でもそれを見た通りすがりの老女が物凄い形相で私のことを睨みつけ、

立ち止まり、私を目で殺して逃がそうとしなかったんです( ̄□ ̄;)!!

多分彼女的には、「アジア人の女が子供に何かをいい、その後お尻を叩いた」と言う画なんでしょうね。

もしあの時老女がDHSに通報していたら?。。。と思うとかなり怖くなります((( ;゚Д゚)))ガクガク

多分彼女はトーマスを一番に考えていたんでしょうが、

いやいや私、虐待とかしてませんから( ̄□ ̄;)!!

言うことを聞かない子をお尻ぺんぺんすることだってあるでしょう?と思うのですが、

アメリカでは「虐待」と見るのかも知れません( ̄_ ̄*)

例えば、もしこの先、私とへりが同時にこの世からいなくなった時、

なんの遺言もなければ、一人残されたトーマスの親権は自動的に州に取られてしまいます。

日本のように、親戚のところに行く、と言うチョイスはありません。

その為にもきちんと誰に親権を譲る、というのを決めておくことが必要かなと思います。

多分へりの妹夫婦かな?

彼らは二人とも警察官だし、年も私達と近いし、トーマスも懐いてるし。

ローラに授けるよりは彼らにお願いしたい(オイ)

まあ、そうならないように元気で長生きしなきゃ( ̄_ ̄*)




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