ハーフの子を持つということ | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

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1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

ある日の週末。

公園にトーマスを連れて行った私達。

トーマスは公園が大好きです。

誰とでも仲良く遊びます。

ちょうどそこにトーマスと同い年くらいの男の子がいて、

いつもは人懐こいトーマスなんですが、この日はどうしたことか、

「マミーとダディーはデイケアのお友達と仲良くしなさいって言ったけど、

あの子はデイケアの子じゃないから仲良くしなくてもいいんだよね?(・∀・)」

と4歳児らしからぬ発言をし(爆)、

私が、

「誰にでも優しく、そして仲良く遊ぶんだよ。みんなお友達なんだよ。」と言ったら、

OK~♪と言って、その子と仲良く遊び始めたんです。



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そんなことがあった後で、ちょっと思い出したことがありました。

それは今年の里帰りの時のこと。

デパートの遊び場でトーマスを遊ばせていたら、

そこに同い年くらいの女の子2人組とそのお母さん2人組が現れ、

トーマスがその女の子達に、

「一緒に遊ぼうよ(・∀・)」と言って何度も手を差し伸べたんだけど、

女の子達は小声で

「外人の子だからやだ~。どっかいかないかな?」みたいなことを言い始めたんです。

トーマスはそんなのおかまいなしで、カモ~ン♪と言うのですが、

それでも女の子達は一緒に遊びたくないらしく、

近くにいた自分のお母さんたちに、

「早くこの子(トーマス)帰らないかな?」と言ったんです。

で、お母さんはお母さんで、

「しっー。そんなこと言うもんじゃないよ。」とへらへらしてるだけで、

その一部始終をまじかで見て聞いていた私に対しては全くの無視。

オマエら感じ悪っ( ̄  ̄)

私が逆の立場だったらきっとこう言うと思います。

「すみません、うちの子が失礼なこと言っちゃって^^

ごめんね~、おねえちゃんたち。

せっかく誘ってくれたのにね~。

ほら、トーマス、みんなお友達なんだから一緒に遊ぼうね♪」



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今日本ではハーフタレントが結構人気があってちやほやされる中、

子供の頃、彼らも日本で生活するにおいて

こういう経験をしたこともあったのだろうか?


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やっぱり日本では(特に田舎では)

アメリカ人のへりが道を歩いているだけで注目を浴びたり、

こんな風にハーフの子がこういう思いをすることがあるのだろうか?

それから比べるとアメリカは生活しやすい。

とりあえず今のところ、アメリカでトーマスがいじめや仲間はずれにされたことはなく、

私も自分がマイノリティーだと言うことをほとんど意識しないで生活できている。

トーマスには、日本人とアメリカ人のハーフだと言うことに誇りを持って欲しい。

そしてそれを教えてあげるのは親の役目だと思っています。




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