何かを断る時でも、はっきりとNOと言わず、
なるべく遠まわしに言って、相手に答えがNOだということを
察してもらうような言い方をしますよね?
きっとこういうのは、相手の気持ちを傷つけたくないって言う
日本人の優しい心使いから来ているのだと思いますが、
時には自分の意見をはっきり言うのは別に失礼なことではないと私は思います。
今ここに来て人気ランキングNo1のデヴィ夫人のブログ。
彼女は自分の意見をはっきり持っていて、そしてブログに堂々と書いてますよね。
私自身、彼女の意見に同意する時もあれば、そうじゃない時もある。
でも、もし反対の意見であった場合でも、
読んでいて嫌な気分はしない。
あ、この人はこんな風に思うんだ~って、思うくらいです。
もしくはそのことによって目から鱗のこともあります。
よくうちの社長がいいます。
例え社長の意見と同じじゃなくても、怖がらないでそれを言って欲しい。
ひょっとしたら、自分の考えが間違っている場合もあるし、
他の人の意見が正しい時もある。
まあ、確かに社長を目の前にして、
「わたしはそうは思いません。」って言うのは
とっても勇気のいることなんだけど、
思い切って自分の意見を言うとたまにそれが通る時があったり、
「You might be right」と、もう一度考え直すこともあります。
よくこんなぺーぺーの私の意見に耳を貸してくれたな~って思う半面、
きっとこれはアメリカだから出来ることで、
日本だったら私もただ社長の意見に賛成していたと思います。
日本で会社の会議に出席したことがないのでわからないのですが、
アメリカではよく自分の意見を聞かれ、
もし誰かと同じ意見だったとしても、そこに自分の意見を付け加えたりと
なるべく自分の考えを発言するようにしています。
逆に発言しない人=何も考えてない人とみなされるので^^
多分、日本が新卒を欲しがる理由はそこにあるんじゃないでしょうか?
企業は何も分からない新卒を1からトレーニングしたい、
すなわち自分色に染めたいんでしょうね。
それも全て同じ色に。
あんまり自分の意見を持った人や経験がある人は煙たがられるんじゃないかな?
私だったら何も分からない新卒なんか一番避けたいところだけど( ̄_ ̄*)
デヴィ夫人の話に戻しますが、
彼女も海外生活が長く、
きっとそういう自己主張を海外生活で身に着けたんだろうなって思います。
こういうのを日本でやると嫌われたり、
だから帰国子女はとか、アメリカかぶれみたいに言われるのかも知れないけど
最近海外で活躍する日本人が多い中、
日本もこういう自己主張が大いに認められるようになったらいいなと思います。

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