ちょっと毒舌日記です。 | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

うちの会社では、Helping Hand Committeeと言うのがあって、

年に4回、3ヶ月ごとに、

いろんな非営利団体にお金を寄付したりしてるんですけど、

今までは、教会だったり、アルコールのリハビリ、

もしくはドラッグのリハビリの団体などにそのお金を寄付してきました。

どこに寄付するかは、社員から意見を聞いた上で、

コミティー(本社の私達)が最終的に決定権を出しています。

社員からのリクエストで、これらの教会やらリハビリ団体に寄付してきたんだけど、

なんとなく私としては、ちょっと?( ̄  ̄)?と思っていました。

そもそも、私が心に抱いているHelping Handって言うのは、

もっとこう、困っている人に手を差し伸べるというか、

そういうものであって、そもそも教会に寄付ってなに?って思っていました。

大体、社員全員がクリスチャンではないですからね。

そして、アルコール、ドラッグのリハビリ団体も。

まあね、もし誰かが個人的にそういう団体にお金や時間を捧げたいと言うのなら

それはそれでとてもすばらしいことだと思うんだけど、

会社としてお金寄付ってどうよ?って思っていました。

と言うのも、これを提案した社員が自分が以前お世話になっていたリハビリ団体、

そして教会に寄付したいということで、これを提案してきたんだけど

だったら自分のお金を寄付しろよ?

って思うのは私だけでしょうか?( ̄_ ̄*)

でも、他の人は皆、それは素晴らしい提案だ!と同意したので

ここに寄付することになったんです。

そんな話を私のアシスタントにしたら、

ア 「ほんと、そうよ。私もアル中やドラック中毒にお金寄付するのはもうまっぴらごめんよ」と毒付いた。

よく言った(* ̄ー ̄*)

なので、今回は私の提案で、義足を作っている非営利団体にお金を寄付することにしました。

この団体を知るきっかけとなったのは、TVだったんだけど、

事故で手足を無くした人、そして、産まれ付き手足に障害をもって産まれてきた人を助ける団体で、

この地域だけでも100人の人が1年待ちで義足ができるのを待っているという。。。。

そして、どうやら保険会社からの援助はでないらしい。

そんなバカな話があるのだろうか?

例えば、もしそれが一生使うものであるならば、保険が下りるけど、

一時的なものである場合は保険は下りないらしい。

育ち盛りの子供達なんて、1年ごとに新しい義足を作り直さなければならない。

そうした場合、その度に保険は下りないらしい。

前回の生活保護の話の時にも言ったけど、

私達の税金が、本当に使われるべき場所で使われるのなら

高い税金を払うのも厭わない。

アル中やドラック中毒者は、五体満足で生まれてきたにも関わらず、

なんらかの誘惑に負け、自分で自分の人生をダメにした人達。

彼らに寄付をするのなら、産まれ付き体に障害を持って産まれてきた人、

事故で体が不自由になった人、そんな大変なバックグラウンドを持ちながらも

それに負けず、一生懸命生きようとしている人たちを助けたいと思うのは私だけでしょうか?



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