他人の意見を尊重できない人のことをいいます。
でも、そのKYの基準とか、他人の意見の尊重とか、
そういうのは全て私が考える「常識」であって、
他人が言うとところの「常識」とは違うのかも知れない。
もしくは、アメリカに住んでいると、
私の常識=日本の常識、他人の常識=アメリカの常識となり、
そうなると文化の違いになるのかも知れません。
例えばこんなことがありました( ̄  ̄)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1ヶ月前に、同じ会社の社員が病気で、その尊い命に終わりを告げました。
アメリカでは、お通夜やお葬式の時、
Open Cascadeと言って、いわゆる棺を開ける場合と、
Closed Cascadeと言って、それを閉める場合があります。
そして、その棺は土葬されるのが一般的ですが、
中には日本のように火葬を選択する人もいます。
私の経験上、大体の人がOpen Cascadeで、
その際には、しっかりメークをし、綺麗なお洋服も着せてあげます。
でも、例えば、自殺、もしくは事故、病気などで亡くなった場合、
多分見た目の配慮からか、棺を閉めるケースが多いんです。
この彼女は、なくなる前から、自分はClosed Cascadeにして欲しいというリクエストを出しており、
その彼女の人生最期の選択を尊重した上で、
お通夜もお葬式もClosedにすることになったのです。
彼女と親しかった私たちは彼女の最期を見れないのは残念だけど、
彼女の意思を尊重し、瞼に焼き付けた生前の彼女の笑顔を思い出し、悲しみにくれていました。
一人の女を除いては( ̄  ̄)
この女だけは、葬式場のスタッフを呼びつけて、
棺を開けてくれと頼んだんです。
( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!
頼みます?普通?
もちろんスタッフは、それはご家族からの承諾がないと出来ませんと丁寧にお断りしたんですが
それでもこの女はひるまず、スタッフでは話にならないから
ここのお偉いさんを呼べ、棺を開けろ、私は彼女と親しかったんだ、家族も同然だと続けました。
もうここまで来ると、え?あんた、どういう神経してんの?って思ってしまいます( ̄_ ̄*)
結局、すったもんだの末、お偉いさんを呼びつけ、
もちろんそのお偉いさんもそれは出来ませんとお断りしたにも関わらず
それでもまだ諦めないこの女は、今度はお偉いさんにご家族の承諾を得るように
今すぐ交渉しろと言い出しました。
てこでも動こうとしないこの女の対処法として
最終的に、そのお偉いさんが渋々ご家族に掛け合い、もちろん承諾を得られなかったので
それ以上はこの女も何もできず、引っ込んでいきましたが、
ってかもうここまで来るとKYとか常識ないとか、
日本とアメリカの文化の違いとか、そんなレベルで済む話ではないのですが、
どうして、世の中にはこうも可笑しな人がいるのだろうと
改めて思い知らさせた日でした。。。
ってか、この女がうちの社員(それもマネージャー)ってのが一番怖いよ( ̄□ ̄;)!!

人気ブログランキングへ