私は日本人なので、アメリカから日本に行くときはビザは入りませんが、アメリカ人が日本に観光目的で行く場合も入りません。

 

しかしながら2009年から日本人がアメリカに観光で来るときはElectronic System for Travel Authorization (ESTA)というビザ免除プログラムの審査を受けないといけなくなっています。ビザは免除だけど、それでもこのESTAの承認がなかったら飛行機にも乗れません。

 

このページを見て気がついたんですが、日本人で2021年以降にキューバに行ったことがある人はこのESTAを申請できないんですって!ゲッソリ アメリカはキューバと国交ないけど、日本からは普通にいけますよね。でもいっちゃったらアメリカに来る時に簡易ビザでは来れないってことです。

 

このESTAはオンラインで申請し、面倒な書類とかは入りません(パスポートはもちろん入りますが)。自分で手続きできるし(日本語のページあるし)1人21ドルで2年間有効。でも従姉妹は間違えたらいけないからと代行ビジネスに頼んだそうです。

 

そしたら七月の半ばに「自分のESTAは承認されたけど、普通なら72時間で承認されるのに、子供達のESTAはペンディングになってる」と連絡してきました。私は子供たちはもちろん前科などないから、そのうち待っていたら承認されるから大丈夫よ、といったのですが、その後数日経ってもペンディングのまま。

 

代行ビジネスに聞いても、ペンディングの状態では何もできないと言われ、ESTAのページにある問い合わせのところからメッセージを送ったら、今審査中だから待ってください、としか返事がない。アメリカで問い合わせしてもらえないか、と聞かれたのですが、アメリカの政府の仕事は電話してつながったとしても、そのカスタマーサービスの人は個々のアプリケーションについてなんでペンディングなのかとかわからないだろうから、あまり役に立たないと思う。

 

提出したアプリケーションもペンディングの間は引き下げることもできない、ということで、本当に宙ぶらりん。私ができることといえば、地元の国会議員のオフィスに連絡してそこから問い合わせしてもらうぐらい。(このオフィスが全く当てにならなくて、電話もメールも送ったのに、返事もなかった)

 

そうこうしているうちに、11日後にペンディングが外れて(でも承認されてない)アプリケーションが取り下げられている状態になっていたので、すぐにまた申請するようにいったんだけど、また何かあったら困るから、って夫さんが帰ってくるのを待つ、といって数時間後にアクセスしたら、どういうわけか、下の子のアプリケーションがまたペンディングになってる!

 

従姉妹がアプリケーションIDを教えてくれてたので、2人のアプリケーションのステータスをチェックして、2人ともアプリケーションは提出してない、ということは確認してたから、数時間後にまたステータスが変わったというのが不思議でならない。

 

結局1、2日でそのステータスが承認に変わったから良かったんだけど、本当にヤキモキさせられた。で、原因とか全くわからないんだけど、アプリケーションの親の名前とか書くところがあったのね、そしてそれはオプションとかいうことだった。だから子供のアプリケーションには書かなかったっていうの。それでもしかしたらhuman trafficingを疑われた?とも思ったんだけど、それは推測でしかないわ。

 

出発前からこのESTAには振り回されたけど、無事3人の承認が降りてホッとした。けれどこのESTAは最後まで本当に曲者だった〜!