今回はテストについて書きます。

 

PSAT
近年の大学にかかる学費の値上がりは信じられないのですが、私立の大学はもうすぐ年間six figure超えになるんじゃないかと思います。一番学費の支払いを安くするのはコミュカレ2年いって州立大学コースかもしれませんが、もちろんフルライドの奨学金がでる大学に行けたら学費や経費を支払わなくてよくなりますよね。そのフルライド狙いをするためにも、ジュニアで受けるPSAT(SATの予行演習)のスコアが重要になります。

 

SATと違って、一年に何度も受けられるテストではなく、一発勝負なので、厳しいところもありますが、逆に大学受験にかかわるスコアではない、という面白いものです。(selectiveな大学を受験するセミファイナリストがゴロゴロいるので、major awardの中に書くものの、あまり効果はないような気がします)

 

PSATのスコアはインデックスに変換されて、州ごとにNational Merit Scholarship semi finalistsになれるインデックスが決められます。これは住んでる州によってかなり違ってきますが、人口の多い、つまり優秀な生徒が多い州のインデックスは高くなります。主にNJ,DC, CA, MAのインデックスは毎年高いですね。PSATの結果はcollege boardで各大学にシェアされるのでしょう、PSATを受けたらいろいろな大学からDMが送られてきます。セミファイナリストになるとよほどのことがないかぎりファイナリストになれるので、フルライドをオファーしてくる大学が増えてきます。

 

ここのリンクに詳しいことが書いてありますので、参考にしてください。主に南部の大学が多いのですが、学費に苦労しないで大学卒業したい場合はこのPSATでがんばる、というオプションもいいでしょう。ジュニアで受けられるPSATは一度だけですが、その前にフレッシュマン、ソフモアからも希望者は受けられます。そのときのスコアはカウントされないのですが、自分の目安にするにはいいと思います。

うちの場合はフレッシュマン、ソフモアからも受けました。ジュニアで受けたときは、たまたまその学期SAT prepというクラスに学校で入れられて、毎日90分SATの勉強をさせられたのが幸いして、PSATで高得点がでて、セミファイナリストになって、ファイナリストにもなりました。ただ残念なのはフルライドを自動でオファーしてくる大学のどれにも興味なかったので、あまりファイナリストの恩恵にはあずかれませんでした。

SAT/ACT
スタンダードテストは大抵の大学受験で必要になるので、最低一度は受けておかないといけません。(注意:これは2018年の情報です、近年ではSAT/ACTのスコアがオプショナルになっているところがあります)ほとんどの大学はどちらのスコアを提出してもOKということになっているので、両方受けるよりはMock testのようなのがあると思うので、どちらの出題の仕方が自分にあっているか、を決めてから勉強してひとつに絞るのが有効かもしれません。

 

うちは一応両方受けましたが、子供はACTの質問の仕方がかわっている、とはいっていましたが、ACTの方が受けやすいみたいで2回受けました。カウンセラーが何回受けても点数が飛躍的によくなるわけではない、というので2回でやめておきました。

 

Subject SATはMath IIとChemistryをうけました。ふつうはMath IIとあとは文系のサブジェクトでいいのですが、STEM志望の場合は両方ともサイエンスで、という大学があったからです。うちの子供は幸いにgood test takerでテストの時に全く動じない、というか緊張しないで受けられるので、テストの日は「朝早起きしていくのが嫌だ」ぐらいですんだのですが、お子さんによってはスタンダードテストを受けるコツ、解くコツ、をboot campのようなところで受けるのもいいかもしれません。うちは参考書で勉強した程度なので、アドバイスにならなくてすみません。