つらつらと。 | voice 20半ばで最愛の人を亡くしました。
去年総合診療科を受診してから、1年以上経ってもその時の気持ちと今現在全く変わらない…。
複雑性悲嘆ってやつかもしれない。

カウンセリングに行った方がいいのか…
でも甘えかもしれないから1人で頑張らないとなのか…
もう難しい。

ちょっと調べてみた。
当時悲しみを悲しいと存分に泣いて悲しさや喪失感を思いっきり表さなかった人はなりやすいらしい。大丈夫そう平気そうな人は要注意と。

まるっきり自分のことだ。

私は、葬儀場で涙を流せなかった。っというか頭が真っ白で涙が出てこなかった。今この空間はなんなんだろうって。
むしろ気丈に振る舞いすぎていた。そんな必要はないのに。
挨拶してる時も、悲しい顔ではなくて良い顔をしていた。ニコニコしてしまった。

その後も誰にも話せず人前では深く悲しむことをしてこなかった。(病院への怒りの方が強かったのかも)
悲しいし寂しいし喪失感とてつもなかったけど、
平気そうなフリをしてしまった。

ずっとそんな感じで過ごしてきた。
3年経った今でも当時と気持ちが変わらないなんて誰にも言えない。

60歳手前で旦那さんを亡くした知り合いがいる。
まだ60にもなってないのになんで…早すぎる…早すぎる…って言っていた。
そういう話しの時は決まって、私なんてその半分だよ、最愛の旦那さんも。って思ってしまう。嫌な自分。

旦那さんに会いたい
ではなく
会えないのはなんで
って気持ちすら少し出てきてしまう。

この世界ではもう最愛の旦那さんには会えないんだ……って思うと、心が痛くて痛くて苦しい。
最愛の旦那さんは、私の全て。愛した人ってだけではなく親友みたいなところもあったから、何でも相談していつでもどんな時でも一緒だった。

そんな旦那さんがいない世界に興味がない。

ただただ興味のないこの世界で息をして過ごしているだけ。

あれ……何にも気持ちが変わってない。
立ち直りってなんだろう。