U-NEXT
<あらすじ>
刑務所を出所したギョレは、
児童養護施設時代の友人の元に預けておいた大金と、
余命僅かな愛犬アドゥル<息子>を引き取った。
実父の虐待から逃げて施設で育ったギョレは、
どうやっても幸せにならない自分の過酷な人生に絶望し、
愛犬と共に死を選ぼうとする。
しかし、偶然出会ったカン・テシクにそれを止められ、
ホスピスで社会奉仕活動をすることになる。
テシクは、『チームジニー』のチーム長として、
ホスピスの患者の最期の願いを叶えるボランティア活動をしていた。
ギョレもいやいやながらも参加することになり、
最期の願いを叶える過程や、旅立ちを見送る度に
時に傷つき、過去の自分の人生と向き合うことになる。
カンチーム長とギョレは、実は過去から古い繋がりがあり、
2人の壮絶な過去も次第に明かされていく。
ホスピスが舞台なので、
終末医療の問題点や、人生の最期何が一番大事なのか、
考えなければいけない事が多く描かれている。
妻が認知症の夫婦、オランダの認知症村に移住することが最期の願い。
入院するのではなく、村で普通に生活し、
認知症に対応する大勢のスタッフもそこに住んで見守る、
そんな村が本当にあるらしい。
亡くなった義母も認知症で、施設に入っていたけど、
自分は仕事をするためにそこに居るのだと思っていて、
せっせとお掃除の仕事を一日中やっていたとか。
ギョレは幸せになれるのだろうか
それだけではなく、なかなか深いお話だった。
暴力のシーンはやっぱり嫌だけど、
いいドラマだったなあ。