12月6日、初めての夜公演観劇。
チケットが全然取れなくて、やっとこ取った平日夜公演。
5列目という前方席だけど、目の前が役者通路という超端っこ。
主役の捨之助を人気声優の宮野真守が演じ、
主役級あたりを2.5次元俳優と言われる若手が演じる、
ある意味画期的なキャスティング。
それもあって、ちょっといつもの髑髏城とは、
客席の客層も違うし、醸し出す雰囲気が全然違う。
始まりから、天魔王の生まれた経緯や天魔王の思いが描かれ、
流れは『鳥』のミュージカル仕立てを引き継いだ作り。
キャストによって、本当に配役も変えてるのね~大変。
天魔王の狂気、鈴木拡樹が怖いくらいにいいと思った。
蘭兵衛の廣瀬智紀も、殺陣も頑張ってたしなかなかいい。
天魔王と蘭兵衛のキスシーン(じゃないんだけど)は、
声なき声のきゃーーー!が聞こえて、笑えた。
オタクだから、気持ちわかります(笑)
ちょっとBLの世界を重ねちゃうのよね~
宮野捨之介は、見せ方を知ってる、って感じで、
顔も大きいから舞台栄えしていいんだけど、
殺陣がもう少し、いや、かなりもうちょっと、頑張らないとね。
新感線の殺陣は大変なのよ、かっこよく見えるには。
天魔王の生まれたいきさつと同じように、
『月』では、なぜ捨之介が傘を使うのか、が話される。
そういった部分も盛り込んだせいか、休憩含めて4時間。
いや~~とんでもなく長い!
夜公演は帰りが辛いよ。
2度目のカーテンコールの最後、
捨之介が下がる時、「がらじゃねえぜ」の決めポーズを
太ももあらわに決めた時は、
宮野ファンでもない私でも、その色気にキャー!と言ってしまった。
見せ所、しっているよね~。
やっぱり、舞台は生もの、場数踏まないとね~。