あの定番食材の意外な効果!?!?!? | Luv♥Kitchen

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Miss Universe Japan2011「ビューティキャンプ」講師及び医療プロジェクトLuvtelli Tokyo&NY主宰、細川モモとLuvtelli TeamのNR、管理栄養士、米国臨床栄養士、薬剤師etc..、そして料理研究家Maricoによる前例にない料理研究チーム『Luv♥Kitchen』の公式BLOGです!

みなさん、こんばんは。

薬剤師のYukiyoです音符


日に日に寒さが深まる中、体調など崩されていないでしょうか???


気温の変動が激しいこの季節はバランスを崩しやすく、体調を崩す方が多くなってきます。


風邪の患者さんに加え、最近はインフルエンザの患者さんも見かけるようになってきました>_<


手荒い、うがいはもちろん、日頃から感染症対策はしておきたいものです。


そんな今週のつぶやきは『感染症』に対するキーワード食材でもありました☆


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では、今週のつぶやきを振り返ってみましょうひらめき電球


今週のつぶやきは日本食には欠かせない食材!!
☆しいたけ☆と☆にんじん☆についてでした音符


煮物などの日本食は、色合いがくすみがちですが、☆にんじん☆の鮮やかな色が加わることで、食欲が増進しますね☆


また、☆しいたけ☆に多く含まれる"ビタミンD"はカルシウムの吸収に関与することが注目されがちですが、抗ウイルス作用もあるので、風邪やインフルエンザなどの感染症対策に最適です♪♪♪



もみじいしたけもみじ
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☆しいたけ☆には食物繊維、ビタミンB1、B2、鉄やカリウムが含まれており、血圧、コレステロール値を低下させるエリタデニンの含有量においては他のきのこ類とは比較にならないくらい豊富です!また、レンチナンという多糖類が含まれており、抗がん作用があり、薬として医療の現場でも使われています!


生の☆しいたけ☆に含まれているエルゴステロールは日光に当てると活性型のビタミンDに変化します!なので、日光に当てて、干ししいたけにしてから調理しましょう!市販の干ししいたけも調理の30分くらい前に日光に当ててから使用するとより効果的です♪



クローバーにんじんクローバー
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☆にんじん☆はβ-カロチンが豊富な緑黄色野菜の王様で、英名のキャロットの語源はカロチンからだと言われています♪各体質の方に合う野菜であり、胃腸の働きを助けることから、民間療法や漢方薬にも使われています。また、非常に品種が多く、現在、主に市販されているものはヨーロッパ種です。


☆にんじん☆に多く含まれるβ-カロチンは体内でビタミンAに変わり、粘膜を正常に保ちます!また、脂溶性であるので、油で調理することで吸収率が上昇します。油で調理した時の吸収率が60%であるのに対して、炒めた時は30%、生食では8%しかありません。油を上手く利用すると効果的です!


☆にんじん☆にはβ-カロチン、ビタミンC、カルシウムや鉄分などが含まれていますが、普段食べる根の部分よりも葉の部分の方に多く含まれています。(β-カロチンは2倍以上、カルシウムは5倍含まれています。)なかなか手に入りませんが、手に入れた時は是非、葉もいただきましょう♪


生の☆にんじん☆にはビタミンCを破壊するアスコルビナーゼという酵素が含まれています。すりおろすと、余計に活性を高めてしまうので注意!熱と酸に弱いので、加熱するか、柑橘系の果汁や酢をかけるようにしましょう。また、多量の酢はβ-カロチンを破壊してしまうので、オススメできません!


☆にんじん☆の選び方!!●色が濃く、あざやかなもの。●表面がツルンとしていてひげ根の少ないもの。●形が太めで先端が丸くつまっているもの。●切り口の茎が細いもの、茎のまわりが青みがかっていない、黒ずんでいないものを選ぶとよいでしょう!

[補足]:
※色が濃いほど、カロチンが豊富です。
※ひげ根が少ないほど、育った栄養状態がよいです。
※茎が細いほど、芯がやわらかいです。


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いかがでしたでしょうか???


日頃から感染症対策にピッタリな食材を食事に取り入れて、感染症に負けない身体を作っていきましょうアップ


では、素敵な週末をお過ごしくださいねニコニコ