Soulmate -36ページ目

Soulmate

汝、愛されたければこそ、愛せよ。










ワタクシの仕事は、


夜空の管理人。





最近、空が薄汚れていると


カミサマからの苦情がありました。





それは大変と、星の民に




「どうしたことですか?」




と問いかけました。





「地上の民が、モクモクとよごれたものを舞い上げるものですから、ほうき星が足りません」





と星の民はこたえました。





「チリならば、ほうき星は足りないはずはないのですが」





とふただび問いかけますと





「舞い上げているのはチリではございません」





とふたたび星の民がこたえかえしてまいりました。





「はて? チリの他にございますか?」





みたび問いかけますと





「舞い上がってくるのはチリではございません。地上の民の汚れた心です」





星の民はみたびこたえてまいりました。





ワタクシは、なんとも申し訳ない気持ちになり、



何度も頭をさげて謝りました。



なぜなら、ほうき星をつくるには星の民の命を奪い、空に流さないといけないからです。





ワタクシは長い長いはしごを空に架けて、のぼっていきます。




星の民がいいました。




「地上の民がよごすたび、星の民は命を奪われ流されてしまいます。」



「はい・・・」



「ニコニコ笑って瞬いていたいだけなのに・・・」



「はい・・・」







ワタクシは、命を奪い流す星を選ばなければなりません。



一番辛いお仕事です。








<作者より>



少し宮沢賢治風に書いてみました。


宮沢賢治の作品は小学生の高学年の頃、担任に無理やり読まされました。


週1回、宮沢賢治の作品の感想文を書かされのです。


いやいやながら読んでいくうちに、作品に魅力を感じてきました。




図工の課題でも宮沢賢治の作品のイメージした絵を描かされます。


そのとき描いた私の絵が、2度続けて市のコンクールに入選してしまったのです。



それから、絵を描くことが得意となりました。


今の仕事につながるきっかけとなったのかもしれません。




虫の音がきこえる秋の夜になると


宮沢作品のシュールで暖かい世界を思い出します。




次回をお楽しみに。











すすき掻き分け


見ゆるのは


満ち、つゆしたたりし芳香の月。










<作者より>



もうすぐ中秋の名月。


虫の音が、月の舞台のオーケストラを演じてくれます。



もちろん、お団子も忘れずに。





夜が長くなります。


しっぽりとした時間を過ごすのも良いですね。




満月のようなお尻を愛でながら


クィと一杯・・・




コホン。




いや、浴衣のキミはススキのかんざし



ですね。



次回をお楽しみに。









ペタしてね










閃光。


暴風。


雨、あられ。




天地沈めし、荒療治。



くわばら、くわばら。










【雷神】







【風神】










<作者より>



季節の変わり目です。


猛暑続きだった今年の夏。



秋へと季節を移すには、そうとうな力が必要かもしれません。




初夏、京都の健仁寺で俵屋宗達の「風神雷神」を観てきました。


レプリカではありましたが、


圧倒的な素材感のある絵でした。




宗達にあやかり


ナル版 風神雷神を描いてみました。


はるかに及びませんが、面白い絵になったかなと思います。




次回をお楽しみに。





長く延びた白い雲に暗い雲が混じっている。



「微妙な天気、厚手の服はなかなか乾かないからしかたがない」



いつもの独り言。



「乾燥機なんて贅沢、家の稼ぎじゃ無理」




独り言がいつもより長くなっている。



ふと、向かいのマンションに目を落とした。


人影に今気がついた。




目があってしまった。




グレーのジャージの男。





慌てて目をそらした。



ドキン、ドキン。



不思議な胸の高まりに思わず苦笑してしまう。





「さぁて、今晩の献立どうしよう」




足早に部屋に戻った。








家族を送り出したあと、



テレビの韓流ドラマが終わり昼食までの時間。



部屋の中が止まったかのように感じる。






「また、いるかしら?」





あれから同じ時間に、



グレーのジャージの男がいるようになっていた。



もちろん毎回ではない。



いない日はなぜか寂しく感じてしまう自分がいる。





「今日はいた。ラッキー」




笑みがこぼれた。






救急車がけたたましく通り過ぎていく。



いつもの買出しの道。





「そろそろ、冬物でも買っておこうかしら」





大型スーパーの下着売り場。



手にとっているのは派手めのショーツとブラ。






「こんなおばさんが着るもんじゃないわね・・・」






手にとって離さない自分がいる。





「買っても着ないだろうけど、たまにはね。


これくらい許してくれるわね」





なぜか、自分に言い訳をしていた。








後ろに束ねていた髪をおろし、軽くカールをあてている。



どこに行く予定があるわけでもないのに、入念に化粧をしはじめていた。





「ちょっと、綺麗になった?」





自己満足。



そんなちょっとした変化も、夫は気がつくこともない。



子供たちもいつものように自分勝手な甘えをみせているだけ。




今日は私の誕生日。



覚えているのは自分だけ? 自分でも忘れている年もあった。







電気料金の請求書を取り出そうと



玄関に立つ。



ドアのポストに請求書と赤いものが入っていた。



薔薇の花一輪と「Happy birthday」と書かれたメモ。






「誰からかしら?」





首をかしげる。



グレーのジャージの男?



とっぴな思いの自分をすかざず否定した。





こっそりと向かいのマンションを覗いてみる。



何も変わっていない。






「ん?」





男のベランダの柵に赤いハンカチが結ばれていた。





「やっぱりあの人だ」





胸が高鳴り、喜びを熱くしたと同時に



冷たいものが背中によぎった。






「なぜ、私の誕生日をあの人が知ってる?」






急に怖さのほうが勝ってきた。



そういえば、毎年来るはずの保険の更新書類も来ていない。



夫が郵便物が来ないのを愚痴っていた。






「トン、トン」





チャイムを鳴らさずに、ドアを叩く音がした。






「怖い」






物音を立てずにじっとしていた。



電気料金の請求書を胸に握り締めたまま



気がついた時には1時間が経過していた。





おそるおそる覗き穴から外を覗いてみる。



誰もいなかった。






それ以来、何ごともない。



いつもの決まった時間には洗濯を干さなくなっていた。



買い物に出る時も、あたりを気にしながらだったが



そういうこともしなくなった。





日常を取り戻している。





しかし、ドライフラワーとなった赤い薔薇。



捨てられずにいた。






切なさが残っている。






「あの時、薔薇を受け入れていたらどうなっていただろう・・」





受け入れた自分への妄想が始まる。



見せることもない派手な下着を身に着けていた。



身体の芯が熱い。



湿るはずのない所、窮屈な胸の塊。



頭の中が白く、余韻の長い時間。



忘れていた女である自分を感じている。







「トン、トン」







玄関のドアの音。




ビクッ。




一瞬身体を硬くしたが、導かれるように、



ドアノブに手を伸ばしていった。






猫の眼、ネコの目、くるくる変わる。


満月、三日月、秋の夜。






おしまい。







<作者より>



ひさしぶりの短編小説です。


いかがでしたか?



同じことの繰り返し、淡々とした日々。


平和で安定しているのに、不思議と不安に感じてしまうのが人というもの。


ほんの小さな刺激でも心躍らせてしまうこともあります。




今回の小説はそんな微妙な心の動き、


わかっていても踏み込んでしまう人の心理を書いてみました。


世の中、トラブルや踏み込んではいけない世界に巻き込まれた人たちがいます。


そういう人たちは、いきなり進んで入り込んでしまったわけではありません。


入り口はとても簡単で気軽なものです。


入り口は軽い。


抑えていた垣根を越えて、


許してしまえば、抑える気持ちも軽くなりどんどん深みにはまります。



一番怖いのは人の心ですね。




小説を書くのも好きなので、


少しづつ復活していきたいとおもいます。




次回をお楽しみに。











この世とあの世の間には


その世というものがございます。




もつれ、もつれて欲するままに


狂わんばかりに乱れし時は


白夜のごときその世にて


我捨てて、モノノケとなりにけり。







<作者より>



朝晩が涼しくなってまいりました。


夏の疲れが残っていませんか?



私はすこぶる元気。


今頃の季節は日のあたるものの色が濃く感じられます。


ひんやりした空気が気持ちを洗ってくれるような心持ち。



今回の絵は、


少し大きめのサイズの紙に描きました。


人の姿はいろんな風にみえます。


お色気萬画にしてみました。




次回をお楽しみに。







ペタしてね













京都府 京都御所&下鴨神社 2013.8.14




京都 今出川着きた~










同志社大学。

頭のいいおにーちゃんやおねーちゃんが

お勉強してるだわ。











京都御所の門。


中に入れるだかな?










入れまちた。











公園になってまちゅ。


木がいっぱいあってすずし~。





















京都御所でちゅ。


ここから中は入れちぇん。












なが~い道だわ。



はっ、ゆっくりしていられまちぇん。


下鴨神社にいかなくては。











川~。











2つの川が合体していりゅのでちゅ。












あたちは、そんなことどーでもいいの。


気持ちいい~。











下鴨神社へレッツゴ~。











あっ!











た~んたん、たぬきの~













到着~。












この神社は何?









河合神社。


女の子の神社だって。


かわいい神社でちゅね。












美人になりまちゅよ~に。











みだしなみが大切でちゅ。












自分のお顔を描いて、奉納しるのでしゅ。











美人水を飲んで綺麗になりまちょ。










どうでちゅか?


綺麗になりまちたか?










古本市。










古いご本がいっぱいだわ。


あたちは料理の本がほしいでちゅ。











あれは何をやってるでしゅか!











紙芝居~。









かっぱのお話でちた。

キャッ、キャッ。










おじいちゃんの木でちゅね。










申(さる)餅。


あたちはサルじゃない!


でもおいしそう。











さざれ石。


君が代の歌にある石でちゅ。










いよいよ本殿でちゅ。












こりは?


夫婦の木。


2つの木が途中で合体してまちゅ。


京都七不思議~。











下鴨神社。


綺麗でしゅね。












お参りしまちた。













自分の干支別もお参りできまちゅ。













なるたろは巳年でちた。












しゅてきな神社でちた。



ありあと~。




<作者より>



2020年東京オリンピック開催、


ひさしぶりに良いニュースでした。



ちょうど朝目覚めた時、決定されていなかったので


決定の瞬間を見ることができました。




別の作品をアップするつもりでしたが、


急遽、こさるの登場となりました。




下鴨神社は、とても古い神社。


でも、庶民的で楽しい神社です。



こさるをお供に炎天下歩き回りました。


お楽しみいただけたでしょうか。






こさるの衣装がおニューになりました。








スカートでちゅ。










髪型もこんな感じにもできるだわ。











おパンツ。










きゃっ! エッチ。


これから、この衣装でも旅に出ます。



お楽しみに。










ばっくなんばー

クリックしてみてくだしゃい。













自分自身とは?


誰よりも理解しわかっているはずなのに、一番わかっていないのかもしれない。




自分というのは他人によって作られる。




無数に個性があるように、


他人からみた自分も無数にある。




人と接してこそ、自分がわかるのだ。




人との出会いは、新しい自分との出会いでもある。










<作者より>



3年目、突入の1回目は自分の顔。



私の過去の作品すべてが私自身の一部です。


作品をとおして、私を感じとり理解をいただいているかとおもいます。


読者の方々それぞれに、私の印象も違っているはずです。




私をさらけ出しています。


全裸を見られるよりも恥ずかしい。



今回は、私の顔と作品を重ねることで、


皆様にどう見られるのか?


思い立った作品です。




無精ひげ、毛深い身体、スキンヘッド・・


飾らない姿です。


女性でいえばすっぴん。




ピグというアバターの世界。


本当の自分ではないデジタルワールド。


公開しないかぎり、自分を知られることはありません。




あえて、素顔をさらす馬鹿がここにいます。



3年目の私、よろしくお願いします。








※下のバーの一番右端の4つの矢印ボタンを押すと拡大してご覧いただけます。↑





いつもご愛読ありがとうございます。


おかげさまで、Soulmateが開設2周年を迎えました。



記念に、作品ムービーNo,03を作成しました。


前回ムービー以降の作品の他に、未公開作品もいくつか入っています。


作品の変遷を観ていただければと思います。





ブログの掲載サイズでは画面が小さいので、

Youtubeの大きいサイズで観ていただけたらうれしいです。

↓クリック

Japanese Art collection No.3  byNaru☆G







様々なチャンネルを展開するSoulmate。


これからも、どんどん進化していきます。



こさる共々、よろしくお願い致します。











何かを描くかを決めず、感じるがまま、

筆の動きを楽しみながら、その時にしか描けない絵を描く。

名付けて「無紙 -nashi-」

第2弾。


特に絵に関しての文章や解説は入れません。

観て感じて楽しんでいただければ幸いです。







Session  August 14, 2013 










File 7















File 8














File 9

















File 10













Session  August 19, 2013 
















File 11


















File 12















<作者より>




無紙 -nashi-  第2弾、


楽しんでいただけましたか?





前回は、


三味線ディオ「吉田兄弟」の曲を聴きながら


筆を踊らせてみましたが、



今回は、


別々の日に2回にわけて、セミの鳴き声の中、踊らせてみました。




少し、静かな感じになったかもしれません。


色も入れてみました。




タイトルはありません。


見ていただいた瞬間が、皆様のタイトルです。






前回(無紙 -nashi-  no.1)の作品を


今の私が観て、瞬間的に感じたタイトルです。





1.人魚姫


2.タケヤブヤケタ


3.苔走る


4.シャケ釣れた


5.ごぼう引っこ抜く


6.豆腐と七味





前回のものを見返して今観たタイトルを考えるのも良し、


私のタイトルをみながら、楽しんでくれるのも良し


遊んでみてください。



下のタイトルをクリックしていただくと

前回の記事を観ることができます。



無紙 -nashi-  no.1



次回をお楽しみに。





照らされ、


燃ゆる、燃ゆる。


とけてしまいそうな珠。




朝が必ずめぐるように、


帰ろう、揺れながら。




流れ流して、ココロもカラダも。










<作者より>



残暑が厳しいですが、


風の匂いが甘く秋を感じさせてくれます。




活気と華やかさの夏もそろそろ幕をひき始めます。


少しクールダウンということで描いてみました。



久しぶりのナルブルー。


絵には答えはありません。


観たまま、感じたままが、あなたの絵です。




次回をお楽しみに。





ペタしてね