Soulmate -28ページ目

Soulmate

汝、愛されたければこそ、愛せよ。






鷲の住む 筑波の山の もはきつの その律の上に あどもいて

娘子壮士の 行き集い かが歌に 人妻に 我も交わらん 我が妻に 人も言問へ

この山を うしわく神の昔より 禁めぬ行事ぞ 今日のみは めぐしもな見そ 言も咎むな



「万葉集」 高橋虫麻呂





<作者より>


夏も終わりをつげつつあります。

やがて実りの秋を迎え、秋祭りの季節となります。


盆踊りというと祭の風物詩。

やぐらを囲みながら踊り舞う。


昔は少し様相が違っていたようです。

豊作を祝うと同時に

性的な無礼講の時でもあったようです。


独身はもとより、家庭を持つ者も関係なく

約束をした者同士、フィーリングがあった同士

入り乱れ身体を交わし夜明けまでづづけられました。


その時に孕んだ子は相手に関わらず

自分の子として育てたそうです。


現在のモラルでは考えられない事ですが

古来より性は神聖なものとされていたそうです。


そういう習慣も文明開化と共に規制されていきました。


「雑魚寝」という言葉は

現在ではざっくばらんに寝ることを表現しますが

昔は男女が乱れあうことを表現していたそうです。


神事の行事としてもあったとは思いますが

家庭での窮屈さや、仕事の苦労など

年に一度のガス抜きのようなものだったのではないかと感じます。


許される時代、環境があったからこそなのかもしれませんね。


今回の絵はいまひとつ完成イメージがつかめず迷走し

最後までしっくりきませんでした。

雰囲気だけでも感じていただければうれしいです。


次回をお楽しみに。






いつもご愛読ありがとうございます。

おかげさまでSoulmateは3周年を迎えました。



昨年の作品と見比べると

描き方や作品内容も変わってきました。


闇雲に作品を作ることはなくなった気がします。



世の中、多種多様の価値観が広がり

善悪も曖昧になってきました。


何を信じて良いのか? どう進むべきか?

混迷の中にあると思います。



そういう時こそ原点を見つめる。

人とは? 男と女とは? 家族とは? などなど

本当はどうなのだろうというのがテーマになってきました。


4年目の作品はどんな風に変化していくことでしょう。

これからもご愛読よろしくお願いします。


こさるもね^^;









こさるはいつものように

神社で遊んでいました。



と、突然








あたりがおかしくなりました。












「ここはどこかちら?」



いつのまにか知らない場所に飛ばされてきたようです。










「きれーなとこでちゅね、あそんでいきまちょ」



ノー天気なこさる、

不思議な国の冒険がはじまります。








「きゃっ、きゃっ!」




















そこは美しい緑と花に囲まれた国。








こさるは見たこともない草花をみて


うきうき楽しそう。









「おぉ~葉っぱのお皿が浮いている~」









「やた~! 乗れまちた」








「冒険、冒険~♪」








「毛虫、むしむし~♪」


と突然黒い影がこさるを襲います。










「きゃ~」


こさる危機一髪!



シュシュ、緑の閃光が!










「キミ、大丈夫かい?」











「あなたはだ~れ?」


「カマキリの歳三さ」


「としぞ~、助けてくれてありあと~」











気がついたら、スゴイ場所にたどりついていました。










「すご~い、ひろ~い」










遠くには富士山のような綺麗な形の山


そして蓮が広がっていました。









こさるのように迷いこんだ子供たちもいるようです。



「お~い、遊びましょ~」







「あ~~」
















「はっ」



いつのまにか夢を見ていたようですね。


こさるは冒険は本当のことだと信じています。


夏の午後のことでした。




-ロケ地-
大阪市 坐摩神社
滋賀県 草津市立みずの森水生植物公園




<作者より>


ごぶさたのこさるです。

もう夏も終わりをつげようとしています。


皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?

今年の夏は不安定なことが多くて

去年にくらべてプチ旅も少なめでした。


不思議の国の舞台となった琵琶湖のほとりにある

水生植物園は

たくさんの種類の蓮がある場所です。

見渡すかぎりの蓮は絶景。

富士山の形に似た山は近江富士と言われています。



これからもこさるを連れて旅に出ます。

こさるの新しい冒険はこれからも続きます。


お楽しみに。





忍ぶ美

魅せる美

つぼみは華を咲かせ

やがては枯れる






<作者より>


少し前、女流作家が自分の局部の3Dデータを流したとして

逮捕されました。

日本では局部を公に開示することは犯罪となります。

人の身体の一部なのにArtとしては扱ってはくれません。


海外に目をむけてみると条件が合えば、

局部はArtとして認知されるようです。


ネットを開けば、

海外サイトで平気で見ることができる時代。

けれど、ObscenityかArtかを判断するのは観る側の目です。

やはり本質を観る大人の目をもたないといけない。

お子様文化が横行して、感性が幼稚になりつつある日本は

解禁されたとしても、Obscenityへむかうのかもしれません。


芸術や文化は作家の力だけでなく

観る側も「観る目」を養い、文化を育てていく気持ちをもつことが大事。


私はこれからも法律の範囲内で局部を題材として使っていきたいと考えています。

イギリス人芸術家Jamie McCartneyという人の

複数の女性器の型を石こうで取った作品が

日本の週刊誌に掲載したところ

警察から図画公然陳列罪として取り扱いされたそうです。


作品を観てみるとObscenityな所はなく、

Artだと感じます。

男性と違って他人とは比べにくい女性にとって

興味深い作品であるし、

展示時の来客は女性のほうがが多かったようです。


下記のアドレスでどんなものか動画でみれます。





興味のある方はどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=J_kM_eE34e4








蓮の香を目にかよはすや鼻の面

-松尾芭蕉-




<作者より>


今年の夏は蓮三昧でした。

滋賀県草津市にある水生植物公園みずの森という所では

琵琶湖のほとりに見渡すかぎりの蓮が広がっていて絶景でした。


また、室町時代に唐から持ち帰ったといわれる蓮「近江妙蓮」も

観に行きました。

時期が遅かったのと台風のあとで散ってしまい、

大輪を観ることができませんでしたが・・


仏像の台座にも使われる花。

他の花にはない美しさですね。


今回の絵は描き込まず

さらりと描きました。


お盆明けの慌しい時間のちょいと一服と

お楽しみいただけたらうれしいです。


次回をお楽しみに。










アンティークの家具に囲まれた広い部屋。

甘いお香の匂いが鼻の奥をくすぐる。


ルビーの赤に魅せされた女、Madame Ruby。


世界中の名だたるルビーをコレクションしている女。

夜な夜なルビーを身にまとい恍惚の時間を過ごすという。


もてあます富と時間。


やがて魔性の石にとり憑かれ

彼女の目は赤く光りだした。






<作者より>


宝石に魅せられる人がいる。


美しい光は人の心を惑わします。

富の象徴。

歴史に残る権力者を渡り歩く宝石もあるといいます。


希少性の高い値の高い宝石を持つことで

自分を特別な者としたいのかもしれませんね。


自然の中からすれば

そこらに落ちている石ころと同じなのですけどね。


ひさしぶりにキャンパス地で描いてみました。

やはり筆ののりがいい。

いつもと同じ画材で

油絵の描き方をしてみました。


次回をお楽しみに。







ざわわ~、ざわわ、ざわわ~♪


繰り返される、ゆったりとしたメロディ。

夏の静かな沖縄の風を感じるさせてくれる。


そして、それとは裏腹に悲しい歴史が込められた歌詞。


森山良子の「さとうきび畑」という歌を知ったのはいつだったろう?

まだ学生だった頃、NHKの「みんなのうた」で流れていた時だったか・・


毎年、今頃の時期、

かみしめるようにこの曲を聴いている。


そのたびに「戦争」というものの感じ方が変わってきている。

誰も人を殺めたり、悲しみや苦しみを得たいとは思ってはいない。

けれど、戦争というものはおきる。


社会がひととおり円熟し飽和状態に陥る時、

リセットするように争いが起きてしまう。


崩壊から再建という役目ももっている。


そういうサイクルを繰り返さないかぎり

人は成長しない生き物かもしれない。


終戦記念日を前に、

「さとうきび畑」を聴きながら描くことにした。


それがこの絵。


今の私が感じているのがこの絵。

また年齢を重ねたり、

世界情勢が変われば絵も変わるかもしれない。


その時はまた描くつもりだ。




クリックしていただけると大きなサイズでご覧いただけます。

できれば、下にある動画で曲を聴きながら観ていただけたらうれしいです。



(クリックしてご覧ください)


「さとうきび畑」 森山良子









身につけているものをはぎとってしまうかのような、激しい通り雨。

荒ぶれた雨粒は一瞬で消え

ずぶぬれた獣が支えあうように立ち尽くす。

やがて、濡れた身体を確かめあうように艶かしい雨音をたてはじめた。









<作者より>


今回は部屋に飾れるようなオシャレな春画をテーマに描きはじめました。

女性のやわらかく白い身体

男のゴツゴツとした硬い身体のコントラストを

シンプルに描きました。


描いてみたもののやっぱり艶かしく

部屋には飾れそうもない絵になってしまいましたw


濡れた女の髪と男の血管がいけなかったのかな?



次回をお楽しみに








こさるはMyプールでひと泳ぎ。


暑い日々が続きます。

体調など崩さぬようご自愛ください。


あちゅいのでアイス食べてね~(こさ)