自分とは何か? 貴方とは何か?

ほとほと人間と言う輩は、答えのない問題にしがみつき
悩み、思い耽る事を好む生物だ。

そも彼がみる自分、彼女が見る自分、
己が認識する自分はすべて同一に非ず。
人の数だけの認識が存在し、
はたまたその認識は刻一刻と様相を変化させていく、
まさに千変万化の有様で。

さりとてその全ては、全き己そのものであり、全てをもってして
はじめて己自身と成り得るものなり。

見せ方の違いがありはすれ、見え方の違いもありはすれ、
貴方が今感じる私も全て紛う方無き私でありはすれど、
到底私の全てとはあい成り得ず。


だから知ってみたい、私と言うものを。
だから知ってみたいんだ、貴方という人を。
出会いにおいて、共通点の有無は大事だけれど
でも共通点って共通点であって、必須のものでもないんだなぁ。

共通点があると親近感がわくのは当たり前なんだけど、
でもまったく自分と一緒の価値観ってわけでもなく、
ほとんど大部分は違うもので構成されてるものであって
そのほんのごく一部の所で重なってるだけにすぎなくて。

ほんの一部分だけに共通点を求めても、結局のところ
相手を知りたい、理解したいって気持ちがなかったら
どっちに転んでも、こんな人だと思わなかったって
喧嘩がまってるもので。

それこそ一部分の共感でしかなく、
薄い人間関係なんじゃないかなぁ。

だいたい共通点なんてどっかには存在してるものなんだから、
ゆっくり探せばいい、ないならつくればいい。


まず、相手は自分と違ってて当たり前。
この感覚を忘れないでいたいものだ。