今シーズンのメインイベントは「準指導員検定」への挑戦でした。
結果は……理論は完璧、重力との対話もパーフェクト。
しかし現実は厳しく、斜面を滑落するような「不合格」でした。
正直、愚痴の一つも言いたい気分ですよ。
養成講習を除けば、検定当日までにまともに滑れたのはわずか5日。
そのうち1日は、高鷲スノーパークさんでGakuro先生のレッスンを受けに行きました。
先生、せっかく教えていただいたのに、不合格で申し訳ないですね。
ただ、私の所属クラブは新教程になってから、昨年は4人受けて合格者ゼロ、今年も5人受けてゼロ。
指導者不在で誰も正解が分からない中、闇雲に回数を重ねるだけでは限界があると感じています。
準指の話は、一旦ここまで。
検定の翌週、ホームゲレンデでテクニカルを目指す仲間と「内傾角の作り方」が違うと指摘された件で試行錯誤していた時のことです。
アルペンから基礎へ転向した方から「ずっと二人の滑りを見ていて、伝えたいことがある」と声をかけられ、一日レッスンを受ける機会がありました。
そこで教わったのは、端的に言えば以下の4点。
強烈なアンギュレーション:腹斜筋やみぞおちから作る「くの字」や「弓なり」の姿勢。
トップの制御:踵を軸にしつつ、足首を背屈させて脛圧をかけ、親指を上げることでトップを捉える。
内足の畳み込み:板が自分の真下(足元)に自然に戻ってくる感覚。
強靭な軸の形成:ふくらはぎ、ハムストリングス、そして背骨までが一直線につながるライン。
これらを意識すると、旧教程の基礎パラレルターン小回りだと板が勝手に足元へ返ってくるじゃないですか。
板が足元へ返ってくれば、そのままエッジを入れ替えるだけで、スムーズに次の谷回りへと入っていける。
体はセンターに置いたまま、足元だけで「無限大(8の字)」を描くように板が動いて。
今の教程とは少し違うかもしれませんが、今の私にはこの滑りの方がずっと基礎スキーらしく感じてしまって。
基礎スキーはこれで十分じゃないのと。
3月は何とか頑張って、週1ペースでスキー場へ。
年度末の仕事も一段落してようやく4月の高鷲スノーパークへ。
春の荒れた雪面でも自由に板を回し、自分でズレをコントロールできている実感が何より楽しくて。
共に学んだ仲間はコツを掴むなり、雪面にエッジを突き刺すような猛々しい滑りを見せていました。
また怪我が待ってるよ。
その変貌ぶりには驚きましたが、同時にテクニカルへの道は一筋縄ではいかないなと、つくづく感じ入るばかりです。
頑張ってね!私はズレで十分です。
私自身もアンギュレーションを理解したことで、コブでも「大転子」を使った動きができるようになってきて。
この感覚をさらに深めようとしていた矢先……事故による強制シーズンアウトとなりました。
現在の症状は
首は回らず、
肋骨は折れ、
太ももには激しい打撲。
その他…もろもろ
それでも今では「死ななくて本当に良かった」と心から思っています。
今シーズンはこれにて終了。
正直に言って、踏んだり蹴ったりの状況で、悔やんでいます。
「行く行く」詐欺みたいになってしまっていましたが(笑)、来シーズンこそはフォロワーさんのところへ遠征したいと思っていますので、よろしくお願いします。
「生きていた」という結果を最大限の幸いとして、来シーズンに期待しましょう。