友人をがっつり巻き込んでの紹介話。

いよいよHさんと2人での食事です。

ここは、事前に友人が予約しておいてくれました。

(私と友人のお気に入りの店です。)


優柔不断で方向音痴で美味しいお店に疎い私と、

転勤から戻ってきたばかりの初対面の男性では、

お店選びに困ることを想定してのことでした。


知らないことだらけだと緊張するだろうという

彼女の心遣いだと思います。


席はカウンターだったので必然と横並びに。

照明も煌々としたあかりではなく、落ち着いた明るさ。


「正面だと目線が合い過ぎても、

そらし過ぎても不自然だから緊張するなぁ。」

と思っていたので、

向い合せで座るよりは距離は近くなりますが、

横顔が視界に入るくらいで会話出来たのは気楽で良かったです。


何を話していいかわからなかった私は、

情けないことに紹介してくれた友人の話ばかりしていた気がします。

「もうちょっと話すネタを用意してくれば良かった。どうしよう。」

とHさんの話に相槌をうちながら、

必死に頭を回転させていました。


そのうちに、「Hさんがどういうスタンスで

この紹介話に乗ってくれたのか聞いておこうかな?」

という気になりました。


いきなり相手に答えてというのはあまりにも不躾だと思ったので、

なぜ私が、Hさんと会おうかなと思ったのかを話しました。


年齢差が気にならなかったといえば流石にウソになるので、

それはちらっと触れたう上で、

見せてもらったSNSにアップしている写真の

構図とかセンスが気に入ったので

単純にこの人がどんな人か会ってみたいなと思ったから。

ということを告げました。 


うん。ご飯は美味しいし、話していてこの人、嫌じゃない。

そう感じました。

いっそいきなり会う方が楽かも。

であるように、ほとんど前情報なしで連絡先も交換せず

友人を頼りに、いきなりHさんに会ってきました。

最初は、あまり面識がなくても盛り上がれそうなこと…ということで、

ボーリングでも行こうかという話をしていたのですが、

予想に反して混んでいたので、慌てて内容を変更。


悩んで結局3人でカラオケに行くことになりました。

カラオケ……世代間のギャップが出るのでは?!

と内心かなり冷や冷やしましたが、

たとえ、今カラオケを回避したとしても、

遅かれ早かれ何かしらの形で年齢差の話題は出てくるものなので

難しく考えるのをやめにして、歌うことにしました。


このカラオケ屋さんが、

「採点カラオケである得点を取って、

その証拠を写真でとれば粗品をプレゼント」というサービスを

していたおかげで、

ゲーム性もあり、何とか盛り上がりました。

もちろん、盛り上げに徹してくれた友人にも感謝です。


その後Hさんと2人で食事をすることは一応決まっていたので、

そこで、食事しがなら話してみて、

連絡先を交換するかを判断しようと決めました。




友人から、Hさんを紹介してもらうことになったのですが、

実は、その段階では、

私はまだHさんと連絡先を交換していませんでした。


友人は一時的に帰省していただけだったので、

彼女としては、嫁ぎ先の県に帰る前に、

私とHさんが会うセッティングを出来たら。

少なくとも絡先の交換なりしてくれたらなぁ。

と思っていたようです。


彼女のその気持ちは重々承知してましたし、

もちろん感謝もしていましたが、


私としては連絡先は、

最低でも「この人と友人になりたいな。」

「今後も定期的に連絡を取り合ってもいいな。」

と思えるまでは、交換したくなかったんです。


恋愛の対象として見れる自信がなかったので、

"年齢の離れたHさんを友人と見れるかどうか"

ここが、私にとって何より肝心なポイントでした。


友人以外に接点のない年齢の離れた異性と

恋愛のテンションが上がっていない状態で

連絡先を交換したところで、

何を話していいかもわかりません。


とはいえ、会うことが決まっていて連絡先を交換した場合、

お互い楽しんで会えるよう

なんとか共通点を探して、少しでも盛り上げようと

さほど興味のないことでも、

さも興味あるように書きますし、

サービストークのような部分ってあると思うのです。

(少なくとも私はそうです。)


そうやって変にメールだけ盛り上がって

疑似恋愛的な気分を味わってしまうと、

実際会った印象がかけ離れていた場合

「あの時間は何だったんだろう?」

とむなしくなるのではないかと思ったのです。


だから、どちらか、あるいは両方が

「相手とはフィーリングが合わないな。」

と思った時に、紹介してくれた友人にも相手にも気兼ねせずに

いつでも元の≪接点のない状態≫に戻れるよう

あえて、

「当日まで連絡先を交換しない。」という選択肢を取りました。


簡単に言うと、相手の身元の保証はあるので、

難しいこと考えずに先入観なしで、

いきなり会った方が楽そうだなと思ったわけです。


そして実際会ってみてフィーリングがあえば

連絡先を交換すればいいし、

そうでなければ一度会っただけで終われる

選択の余地を残しておきたかったのです。


そのため、会う目的を

「とりあえず、食事でも」というお友達的なノリで

会えるよう友人に取り計らってもらいました。


知らなかった人と会うわけですから、

怖くないといえばウソになりますが、

私のお願いで連絡先をあえて交換していないこともあり
友人には、フィーリングが合わずにうまく行かなかった場合も、

相手にフォローしてもらえるよう

最初だけ同席を頼んでいました。


※友人の紹介ということで、

友人に最大限バックアップしてもらいました。

彼女には本当に足向けて寝られません。