人はそれぞれ何枚かのカードを持っている。
カードの数に決まりはない。

最初から持っているカードもあれば、
途中から得るカードもある
途中で捨てるカードもある。

他人の持っているカードは、
表に出ているものしかわからない。

最初に配られたカードがどんなカードで、
今、何のカードを持っていて
他に何枚カードを持っているのか
(あるいは持っていないのか)も
外からはわからない。

これから持つことになるカードも
捨てるカードも
カードの種類も限度数もわからない。
増えるのか減るのかそのままなのか、
先のことなんて、
きっと誰にもわからない。

全てに対して
絶対的に強いカードなんてなくて。
大多数には強くても
あるカードには弱かったりもする。
それも、いつもではなくタイミング次第。

そして、それは相対的。

さっき強くても今は最弱かもしれない。
たとえさっき弱くても、
今は立場が逆転することだってあるのだ。

一つ一つが強いからと言って
カードの切り方次第では
効果がない。
一つ一つは弱くても
カードの切り方次第では、
番狂わせもありうる。

 

初めは

自分に与えられたカードだけを手にして

そして今は、たえず変わっていく

手持ちのカードを

タイミングを見計らい、

切ったり得たりと

駆使しながら

他人との関わりの中で人生を生きる。

 

だからこそ、面白い。

だからこそ、飽きない。

 

なぜなら、相手もカードも

毎回同じじゃないから。

 

 

ああ、わくわくする。


 

同じ条件下で出会って

丁重に扱われる人と、そうでない人の違いってなんだろう。

 

ともに年齢・性別・出身地は同じ。

「明るい」という要素も同じ。

服装も似たような感じ。

片方は真面目そうな感じで

もう片方はもう少しノリが良い雰囲気。

 

会った回数が少ない方が丁寧に扱われる?

積極的に誘わない、なびかない人の方が惹かれる?

会話のキャッチボールの問題?

それとも元々がタイプかどうか?

 

同じ条件下で会ったように見えても

スタートラインは各々違うのだろうか。

 

相手からの話を聞くと少し考えてしまう。

どうやら明らかに対応の差はあるようで。

ふむ。と少し考える。

 

話の持って行き方の違いなのかなぁ。

自分の持っているカードの切り方の問題なんだろうか。

勿体なく思えてしまう。

最近の更新はずっとこんな感じですが、
……久々ですね。

その間にまぁ色々ありまして
人生とは、生きるとは、死ぬとは
病とはなんて
少々哲学的なことを考えたり

永遠の別れがあったり
職場の同僚や、友人の
ささやかな言葉に
癒されたりしておりました。

それまでどちらかというと「ドライな人だなぁ。」
と思っていた同僚が
「あれ?この人もしかして実は
人の痛みのわかる優しい人だったのかも。」
と見る目を変えたりしてました。

 

ま、そんな感じでぼちぼちやってます。