Hさんに「ごめんなさい。」と別れを告げた後、
紹介してくれた友人に報告しました。

折角私のためを思って紹介してくれたのに、
期待に添えなくてごめんね、と。

すると、
「そっか。……多分そうなるだろうなとは思っていたよ。
でも、きちんと二人で話をした上で
決めたんでしょう?」
という返事でした。

「いや。二人で話はしてない。私が自分の気持ちを一方的に伝えただけかも。」
「話し合って決めたんじゃなかったの?そういうものだと思ってた。」
「えっ?!どうしよう。話し合いとかした方が良かったのかな。
何も考えてなかった。」
「一応『文句を含め、何か言いたいことがあるなら、
それはちゃんと聞くよ。』
とは伝えたけども。それじゃ不十分かな。」
「う~ん。弱ったわ。」

そして後日、宣言通り、Hさんの言い分を聞くことになりました。

Hさんとのお試し期間の終わりをいつにするか、

私はそのことを最初に決めていませんでした。


週に一度程度のペースで会っていたので、

1か月強くらいで判断しないといけないかなぁと勝手に思い込んでいました。


お見合いは3か月で結婚するかどうか決めるらしいとどこか聞いたので、

1か月くらい付き合えば、

もう判断するには十分な月日が経ったかなと思ったわけです。


私もいい年齢ですが、Hさんは、私よりかなり上なので、

彼が結婚を望むタイプであれば、

私よりももっと短いスパンで考える必要があるなと思ったのです。


そんなある日、私はHさんの電話にかかってきた

電話口の声を聴いてしまいました。

どうも、「良いお相手が見つかったのか?」という趣旨の電話でした。

「見つかったので大丈夫。」ということを返事していたようでした。


「Hさんに正直に自分の気持ちを打ち明けないとダメだ。」と強く思いました。


お試し交際は「お試しの交際期間」を設けるものだと認識して

今までHさんと付き合ってきたこと。

それでも、私にはどうしても忘れられない人がいて、

その人と比較してしまうこと。

そんな自分に自己嫌悪すること。

今、気持ちがいっぱいいっぱいで、辛いこと。

頭をごちゃごちゃ悩す問題から離れたいこと。


自分の気持ちに正直に生きたいと思ってしまうこと。


人としての「好き」だけれど、

恋愛的に「好き」になりそうもないのに、

待たせるだけ待たせて、

結局「好き」になれなかったら…と思うと怖いこと。

だから、ごめんなさい。


そう伝えました。

その前倒しクリスマスデートが近づいてきた頃、

女子会(個別で会った人たちも含む)での話題は

もっぱらそのHさんとのお付き合いについてでした。


会ってる時間は楽しいのです。

でもドキドキしたり、きゅんきゅんしたりということはありません。

情けないところも見られているので、

「かっこよく見せたい!」とか、

「こんなことしたら嫌われちゃうからどうしよう。」

なんて、妙な不安を覚えることはありません。

少しは可愛いと思われたいという意識はありますけれどね。


「安心・安全」Hさんはそういう印象でした。



同性の友人達の意見をまとめると、

(人柄について)


・Hさんはめちゃくちゃ優しくい

・Hさん良い人過ぎる

・Hさんはものすごく藍を大切にしている

・ここまで待ってくれてペースを合わせて尊重してくれる人はいない

・Hさんこんなに頑張ってるのに可哀想


(私自身の気持ち・行動についての感想)

・藍はすごく愛されている。なんでそんなに愛されるのか

・でも、肝心の藍のテンションは低い

・Hさんのこと好きじゃないんじゃないの?(ちっとも好きが伝わってこない)


(今後について)

・年齢的なこともあるし、Hさんは結婚を意識しているのではないか

・前倒しクリスマスデートで、もう一度本格的な告白されるのでは?

・お見合いみたいな時間感覚だったら

そろそろ結論出す時期なんじゃない?

・全く恋愛感情が持てず、今後も持てないのであれば、

相手に悪いので別れたら?


自分でも、薄々テンションがちっとも上がらないことに気づいていましたが、

誰と話しても最終的な言葉は「別れたら?」でした。

それは、私をよく知る友人達だからこその言葉でした。