*最近、見た映画『後妻業の女』* | 『愛のうた♡命、輝くとき』

久しぶりに
勝手にシネマシリーズ更新ですニコニコ

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大竹しのぶさん主演
 『後妻業


原作は、直木賞作家・黒川博行氏の受賞後第一作目となる小説「後妻業」。その圧倒的なリアリティに、京都の事件が明るみになった直後は事件を予見していたと話題となりました。メガホンをとったのは、名匠・鶴橋康夫監督。芸術選奨文部科学大臣賞(04年「砦なき者」)、紫綬褒章(07年)、旭日小綬章(13年)と、ドラマ界で数々の賞を受賞した社会派作品の名手で、今作では脚本も手掛けています。


主人公・小夜子を演じるのは、映画・演劇界で数々の賞を受賞、日本を代表する名女優・大竹しのぶ。小夜子と共に老人達を騙していく結婚相談所所長・柏木に、日本映画界で唯一無二の存在感を放つ豊川悦司。そして、小夜子が次のターゲットとして狙う不動産王・舟山に笑福亭鶴瓶、小夜子の9番目の夫・中瀬耕造に津川雅彦、小夜子と柏木を追い詰める探偵・本多に永瀬正敏、耕造の次女・朋美に尾野真千子、長女・尚子に長谷川京子、柏木の愛人のホステス・繭美に水川あさみ、小夜子の息子・博司に風間俊介、もう一人の後妻業の女に余貴美子、被害に合ったとされる元夫に森本レオ、六平直政、伊武雅刀、その他泉谷しげる、柄本明と演技派且つ個性派の超豪華役者陣が脇を固めます。

子供世代の核家族化によるシニア世代の孤立という、現代日本人が直面している家族の現実を浮き彫りにし、「自分の身にも起こるかも?」「父は大丈夫だろうか?」など、共感を覚える人間ドラマでありながら、そこに登場するのは、騙す側も騙される側もどこか可笑しみのあるキャラクターばかり。彼らを関西弁で生き生きとユーモラスに描き、娯楽性の高いエンタテインメント作品として作り上げました。

2016年、笑っちゃうほど欲深く、
愛おしさを感じるほどに人間臭い登場人物達が繰り広げる、鶴橋流“人間喜劇”が誕生致します!!!

 〜以上、後妻業の女公式サイトより〜



老い先短いと思われるお金持ちの男性ばかりを狙って結婚→遺産丸ごと相続を繰り返す小夜子。相棒?の結婚相談所社長の豊川悦司や遺族の尾野真千子と関西弁で派手に罵りあい、何かと言えばぷかーっと煙草をふかす。


全く悪びれることなく"悪女"に徹する大竹しのぶさんの姿がいっそ清々しい。


爺様方の資産を狙い、女であることを最大限に利用して男性に近づいて虜にし、時には命さえも奪う小夜子。やっていることは酷くえげつないのにスクリーンに映る小夜子に全く嫌悪感が湧かず、むしろ笑えて仕方なくて・・・


執着もここまで突き抜けるとあっぱれ!と言いたくなってしまうのかもしれない。


個人的には、風間俊介さん演じる小夜子の息子のどうしようもなさがツボでした。


欲にまみれ、金に目が眩み、開き直り犯罪さえも厭わない人間たちの馬鹿さ加減と愚かさゆえの可笑しみが存分に描かれていて、まさに"人間喜劇"の作品でした(´∀`)


そこまでするか...と呆れながらも、何だか可愛げを感じてしまう小夜子は、大竹しのぶさん だからだなぁ としみじみ。


私も将来・・・

こんな役を演じてみたいものです( ´艸`)








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