*憧れの原石は自分の中に* | 『愛のうた♡命、輝くとき』
そういえば・・・

ふと思い出して
クローゼットの奥から出てきた写真集



10年前に友人の写真家さんに
フォトモデルを依頼されて
撮影していただいたときのものだった。


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カメラマンさんと街を歩いて
喧騒や静けさ
光や風を感じながら

その場その場で思いつくまま
立ち尽くしたり座り込んだり俯いたり・・・



写真を撮られなれていた訳でもないのに
シャッターの音がなぜだか気持ちよくて
時間を忘れるほど没頭していた私がいた。




撮影自体に
テーマというテーマは無かったけれど
カメラマンさんの放つエネルギーや独特の色合いみたいなものは感じていて


そこに共鳴しながら
動く自分を感じていた。




今思えばこの時に
"カメラの前で表現する"ということの
楽しさ、面白さ、歓びに目醒めたのかもしれない。



それは、命の躍動感そのもの だった。





そして・・・




撮影後に見返した写真から
なにか、語りかけてくるものを感じたことー




一枚の写真に、ストーリーがある。



そう
あの時も確かに、そうだった。




時を経て今ー


映画の現場でカメラの前で生きる私がいる。
写真家の方々と創作している私がいる。




一枚の写真
ひとつのシーン


そこから生まれるストーリーを追いかけて。





なりたかった姿は
憧れの原石は
自分の中にあったんだ。



あとはその石を
磨きあげてゆくだけ。




時には他の原石とぶつかりながら
時には柔らかい布で撫でられながら
研磨されてゆくのだろう。





きっと、誰もが
きっと、そうやって



それぞれの輝きを
放ってゆく。






Love