こんばんは。ルッタです。
久しぶりの連投です。
多分。限定記事も含めると今日3つ目ですね。
やはりパパ塾をしていると、書く気になりますね
さて、コメントで頂いた方程式を教えるならどういった手順がいいかとのことですが。
まず前提として。
私見ですからね。いつも通り。
方程式の学習の手順ですが、簡単に書くと。
① 正と負の数
② 文字式
③ 方程式の解き方
④ 方程式の応用
こんな感じになります。まさに教科書の進度と同じです。
まあ、そりゃそうだよなって感じですね。
方程式を教えるためには、最初に正と負の数の学習がどうしても必要になります。
-2x = 4
x = -2
これの理解には正と負の数の学習が必要です。
例えば、つるかめ算を方程式で解く場合、正と負の数を学習してないと、必ずカメをxにする必要があり、余計な制約をつけることになります。
このように、正と負の数を学習しない場合、方程式を使う利点がかなり小さくなるなといった印象です。
また、文字式の学習では、係数とか同類項といった概念を理解することが必要になります。
これも上手くやらないと意外と時間がかかります。
分かる人から見れば意外かもしれませんが、
5x + 3x = 8x^2 としてしまう子は割といます。
そういったこともあり、方程式を教えるためには前段階となる考え方をしっかり身につけさせた方が良いと思っています。
中学受験対策としての問題のレベルとしては、このぐらいで十分かなと思います。
でもこれは問題集なので、教科書的な解説はありません。
そこは注意が必要です。
ここからは完全に私見となりますが。
小学生に中学受験用として方程式を教える場合、前提として算数が得意である事が必要だと感じています。
本来、小学生での算数の学習は日常生活に即したもの、つまり実数をもとにしていると思っています。
それに対して、中学以降の数学では段々と一般式になるというか、実数はあまり扱わなくなります。
ここは割と明確に違いがあるのではないかなと。
なので、算数が得意、若しくは好きというのが先取りで方程式を教えるための条件かもしれません。
また、方程式を立てて問題を解くためには、前段となる問題文の理解、つまり線分図っであったり面積図であったりをしっかり作図できる事が必要となります。これは問題文を理解するということと同じだと思います。
ここを疎かにしてしまうと、たとえ方程式の解き方を教えても結局は問題で使えないといった事態を引き起こしかねません。
我が家の場合の方程式の学習は、あくまでも保険としての意味合いが強いです。
基本は、「方程式でも解けるけど、特殊算の方が早い。」です。
若しくは、「特殊算で大丈夫だけど、面倒なので方程式で解いちゃえ。」ぐらいでしょうか。
まあ、方程式の解き方の基本である、等式の右辺と左辺に同じ数を足しても引いても掛けても割っても等式は成り立つ、を理解することは、理科の物理や化学の理解にも繋がるので、色々と波及効果はありそうですけどね。
思った事を思ったように書いてしまったので、まとまりのない文章になってしまいました。
ご容赦ください。