こんばんは。ルッタです。
中学受験の理科(化学)では、出題される反応はそれ程多くありません。
残り2週間で、一通り復習させておくつもりです。
忘備録として記録しておきます。
順番とか適当です。これ以外にもあると思いますので、ご承知おきを。
また、ざっと書いたので間違っている事も十分ありえます。
取り扱う場合は、自己責任でお願いします
①過酸化水素→酸素+水 (触媒:二酸化マンガン)
②鉄+塩酸→塩化鉄+水素
(塩酸:塩化水素が水に溶けたもの。酸性。塩化水素は気体。)
③亜鉛+塩酸→塩化亜鉛+水素
④アルミニウム+塩酸→塩化アルミニウム+水素
(※銅、水銀、銀、白金、金は塩酸に溶けない。)
⑤アルミニウム+水酸化ナトリウム→テトラヒドロキソアルミン酸ナトリウム+水素
(アルミニウムは、水酸化ナトリウムと反応し、水素が発生し溶ける事だけで十分。)
⑥水素+酸素→水 (ポンと音を立てて燃える。)
⑦炭酸カルシウム+塩酸→塩化カルシウム+水+二酸化炭素
(炭酸カルシウム:卵の殻、貝殻、石灰岩、チョーク、大理石等)
⑧水酸化カルシウム+二酸化炭素→炭酸カルシウム+水
(石灰水:水酸化カルシウム水溶液、炭酸カルシウムは水に溶けない→白く濁る。)
⑨塩酸+水酸化ナトリウム→塩化ナトリウム+水
(塩化ナトリウム:食塩。この時発熱する。)
⑩炭酸水素ナトリウム+塩酸→塩化ナトリウム+水+二酸化炭素
⑪炭酸水素ナトリウム→炭酸ナトリウム+水+二酸化炭素
(炭酸水素ナトリウムの熱分解。試験管の口を下げる理由を聞かれる。)
⑫鉄+酸素→酸化鉄
(鉄の燃焼。質量が増える。銅、亜鉛も同様。)
⑬アルコール+酸素→二酸化炭素+水
(有機物の燃焼:二酸化炭素と水が生成。)
⑭炭素+酸素→二酸化炭素
(炭素の燃焼では、水は発生しない。)
⑮アンモニア+塩酸→塩化アンモニウム
(塩化アンモニウム:肥料。アンモニア水:アルカリ性。)
化学反応式を覚えておく必要はありません。
下線の部分を押さえるだけでも、大分違うと思います。
元素とか、色々纏めてはいますので、最後の2週間で、もう一度確認しておきたいと思います。
灘中、東大寺学園、大阪星光学院の過去20年ぐらいの過去問で出題されているものを全てピックアップしました。
その中で、出題の多い物を15個選んでいます。
という事で、これが当然全てではありません。
マイナーなものは、実際は知らなくても誘導で解けるものがほとんどなので、特に心配する必要も無いと思っています。
逆に、アルミニウムが水酸化ナトリウム水溶液に溶けて水素を出すことを知らないと、固体を見分けさせる問題が解けませんので、これは押さえておかないといけません。
ついでに、銅が塩酸と反応しない事を加えておけば、この手の類の問題は大体解けるようになります。
ま、食塩が水に溶ける事は当然知ってないといけませんけどね。
化学が得意な子なら、多分全部知っていると思いますが、苦手な子は、恐らくかなり怪しいと思います。
考えたら何とか思い出せる。。。ってレベルだと、実際の問題では役に立ちません。
まずは、この辺りをしっかり押さえる必要があると思います。
それだけでも結構変わってくる可能性が高いです。
しつこい様ですが、忘備録ですので。
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