こんばんは。ルッタです。

 

コメントに計算力についてのご質問を頂きました。

返信と言う形で意見を書くのはスペースが足りないかと思いましたので、記事にしてみアップしようと思います。

 

 

何回かブログで触れた事もあるかと思いますが、私は計算が得意です。

もちろん日本一何てことは無い訳ですが、少なくとも同じクラスで計算で負けた子には出会った事はありません。

 

では、私は子供の頃何をしていたかと言うと。

 

まずは、公文に通っていました。

幼稚園年中から5年生の11月まで。

高校までの計算は、ほぼ終わっていたと思います。

中途半端な時期でやめたのは、入院したから。

 

それと、小学校の2年生から5年生の11月までそろばん教室に通っていました。

これは、週に4日通います。

3年生の時には、高校生と同じクラスにいたと思います。

 

まあ、これだけ親にしてもらったので計算ぐらいは得意にならないといけない訳ですが。。。

 

 

でも、中学受験ってことを考えれば、こんなに計算をしなくても大丈夫だと思います。

特に週4のそろばんは、現在の習い事が多様化している事を考えれば大変です。

 

息子達は、公文にもそろばんにも通わせていませんが、長男であれば、灘中の過去問でも計算で間違える事はありませんし、3年生の息子達も、小学校の計算はほぼ終わっていますし、中学受験で計算を心配する事は無いと思います。

 

 

悪い癖でダラダラと書き始めてしまいましたが。。。

 

計算って、それぞれの年代で学ぶべき重要な事があるのでは無いかと思っています。

 

例えば、未就学児の時は、単純な足し算、引き算と「繰り上がり」の概念を覚えさせます。

 

繰り上がりで躓く子供も多いと聞きます。

その場合、7+8=15ってのをひたすら勉強してもあまり効果はありません。

ひたすら足して10になる数字を考えさせるのが効果があると思います。

 

そろばんの考え方として、7+8というのは、7から2を引いて10を足すという事があります。

 

7+8=7-2+2+8な訳です。

7+8=7+3+5でもいいと思いますが、私は前半の考え方を息子達に教えてきました。

ポイントは単純で、とにかく足して10になる数字を考えさせる事です。

少なくともこの繰り返しで、繰り上がり問題は解決できるかなと。

 

週末にお風呂に一緒に入る時にでも、5といえば5、7といえば3って感じで、ひたすら足して10になる数字を言わせるだけでも、かなりの計算力アップになると思います。

 

余談ですが、私が子供の頃、「ゲーム電卓」ってのがあり、ひたすら遊んでいたのを思い出しました。

単純なゲームなんです、2つか3つの数字を足して1の位が0になるように出てくる数字を消していく。それだけですニヤリ確か。

今思えば、これは計算力アップの役に立ったかなと。

 

 

それにプラスして、私の場合は、マイナスの概念も息子達に教えてきました。

 

数直線をイメージさせて、0が真ん中にあって、右に1進めば+1、左に1進めば‐1。

これだけですので、この概念さえ頭に入れば、幼稚園児でも5-7=-2ってのは十分理解できます。

これは、そこそこ身に付けさせてきました。

 

 

幼稚園年長と小学校1年生の時は、ひたすら九九を学ばせました。

ニニンガシ。。。って覚えるだけでは、全く不十分です。

息子達の場合は、1年生の1学期に逆から、つまり9X9から言えるようにしました。

更に、ランダムに言っても対応できるようにそれこそ何度も言わせてきました。

 

ここまでやっとけば、後は公文でも、問題集でも何でもいいと正直思っています。

 

後は、例えば分数の概念とか、小数のかけ算とか、それなりに壁はあるようですが、同じような感じで繰り返すことでそのうち出来るようになります。

 

とにかく苦手にしている子は、その繰り返しが圧倒的に足りていません。

 

前にも書きましたが、これは単純でつまらない作業です。

なので、ここは親の出番ですね。

若しくは公文。結構公文もしつこいので。

 

ここが疎かになっている段階で、難しい計算問題を解かせても、そんなに効果は無いかなと。

 

 

で、前振りが長くなりましたが。。。

 

ここからは、現在の私の私見になります。

 

中学受験を考えるなら、公文に通わせるのは効果があると思います。

それでも、連立方程式まで終われば十分でしょう。中学2年相当ですかね。

個人的には、公文での高校生の計算が大学受験で役に立ったとは思っていません。

 

家庭で勉強するなら、上記の事と、教科書ワークをひたすら解かせて、まずは6年生までの計算を終わらる事。

その後は、公文等から出版されている問題集をひたすら解けば、まずは計算で困る事は無いと思います。

下の子達の場合は、1日に10枚ぐらい解かせてきました。

1時間も掛からないと思います。その半分ぐらいでもかなりの効果があると思います。

 

中学入試で必要となる「技」に関しては、正直5年生からで十分です。

 

週末に新しい事を教えて、次の週の平日はそれに関する問題を繰り返し解かせるだけで、小学校で習う計算は3年生の間に終わらせられます。

ただし、気を付けている事は、躓いている時は、焦って先に進まず、立ち止まって何度も同じ問題を解かせる事ぐらいです。

 

それこそ、同じ問題集を何度も使います。

うちでは、pdf化しているので印刷するだけですし。

 

下の子達の時に、一気に計算を終わらせようとして、纏め的な問題集を使いましたが、いまいちでした。

やっぱり教科書的な事からしっかり積み上げた方が、結果的に早いです。

 

いつも書きますが、あくまでも私見ですので真顔

 

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