こんばんは。ルッタです。

 

一旦は、限定記事にしましたが、普通の記事にしてもいいかなと。

責任が取れる内容でも無いので、しばらくしたらまた限定記事にすると思いますが。

 

難関校と超難関校の問題の違いについて、少し考えてみました。

理科を題材に考えます。

理科の偏差値の上げ方考察。ルッタ流ってところでしょうか口笛

 

 

知識面について。

 

確かに、知識の量が多い方が有利なのは確かです。

でも、必要な知識が仮に1000個あるとして、600覚えたら難関校で満点、全部覚えたら超難関校て満点、みたいな単純な事では無いと思っています。

 

それだと、600個覚えた時に超難関校の問題で6割取れるって事になりそうですが、実際はそうでもありません。

現実は、良くて3~4割ってところではないでしょうか。

800個ぐらいまで覚えても、多分半分かそれ以下ぐらい。

極端に言うと、1000個覚えても満点にはなりません。下手をすれば6割ぐらいしか取れない場合もあると思います。

 

 

ここからが理科の偏差値を上げるために本当に必要な事になります。

 

例えば、化学の定性試験の問題の場合。

 

要は、固体A~Eの5種類あって、色々な実験結果を基にそれぞれが何の固体かを答えるといった問題です。

 

こういった類の問題の場合、ほぼすべての知識をきちんと持ってないと正答できません。

5個中4個の知識があれば何とか解けますが、2個怪しい物質があると、下手をすると全滅します。また、物質は知っていても、その特徴のいくつかが抜けていても同様です。

 

こういった、全ての知識がきちんと整理されて使えるように記憶されて無いと点数に結びつかない問題が多いのが、超難関校の問題の特徴だと思います。

 

塩酸に溶ける事を知っていても、水素が出るのか、二酸化炭素が出るのか。

水酸化ナトリウムには溶けるのか。

溶けた時に、液性はどうか、電気を通すのか。

溶けた時に、温度が上がるのか下がるのか。

燃えるのかどうか。

臭いがあるのか。

等々。。。他にもあります。

 

こういった類の知識は、コアプラスにほぼ出てきます。

でも、きちんと整理されて記憶出来ていない場合は、化学の定性試験の問題が不安定なのかなと思ったりします。

 

理科がイマイチ得意ではない子は、こういう知識の整理が上手く出来ていないのではないでしょうか。

例えば、食塩と聞いたら、その特徴がさっと全て出てくるようになる事が必要であり、ゴールです。

 

息子と問題を解きながら、そして色々な学校の過去問を見ながら、出てくる物質をメモに取っています。

そして、それぞれの物質の特徴を纏めています。

 

あと必要なのは、ある種の勘ですかね。

例えば、メタノールの特徴を全て知っていて、テストでブタノール(中学入試で出題されてたのを見た事があります。)が出た時に、多分似たような性質だろうと判断出来る事がこれに相当します。恐らく、電気を通さないだろうとか。中性だろうとか。そう判断する感覚ですね。

 

 

それぞれの分野で、単発に覚えれば点数に繋がるところと、整理して覚えないと点数に繋がらないところがあります。

単発の知識は、失点しても1問分ですが、繋がっている知識が必要な問題は、芋づる式に失点します。

 

生物で例を挙げると、

葉の裏にあり、酸素などの気体を出し入れするための器官は。。。気孔。

これが一対一の知識です。

 

それに対し、難関校以上では、気孔の作用を次のうちから全て選べ。みたいな感じになってきます。

要は、知識を整理していないと出来ない問題ですね。

 

この類の問題は、コアプラスみたいな問題集を最初から丸暗記しても対応できない子供が多いような気がします。

カード型の記憶では対応が難しいです。

 

それに対し、意外と物理は単発の知識で対応できますので、雑に勉強することが多い子供なんかは、先に物理が出来るようになります。息子ですねニヤリ

 

特に生物と化学は、こういった知識の整理を上手くやってあげないといけません。

この辺りの補強は、コアプラスだけでは中々出来ません。

つまり、ただ単に何周やったとしても本当の意味では完璧にならないという事だと思います。

 

私は、横で息子が解いているのを見ていて、横から知識の補完をします。

それで解ける場合は、考え方は出来ている。解けない場合は、考え方も理解できていない。

そう判断しています。

それと並行して、整理すべき知識を纏めているといった感じです。最終的には、私からの知識の補完が無くても解けるようにならないといけませんので。

 

模試の分析では、こういった事も確認しながら次の対策を考えています。

知識が足りてないだけなのか、そもそも考え方が理解できていないのか。

ここの判断は重要だと思っています。

 

 

こういう整理して覚えないといけない事については、全てを纏めて、夏休み中に完璧に覚えさせる予定です。

ここまでできれば、どこの問題でも9割は狙えるかなと。

折角ですので、その時は限定記事にでも公開したいと思います。

 

まあ、見てくださっている方のお役に立つものかどうかは分かりませんがニヤリ

 

 

本音を言うと、息子自身にやってもらいたい事ではありますが、中学受験では私が手伝います。

将来は出来るようにしていくつもりです。自分で纏めなおす事が出来るようになったら、飛躍的に偏差値は向上しますので。

 

まとめ方ノートみたいなのを見たことがありますが、こんな事を要求しているのではないですかね。見てませんが口笛

 

結局は、理科って知識と考え方の両面が揃わないと偏差値に繋がらない教科だという事だと思います。

知識の量は社会より少なく、考え方は算数より易しい。

でも、正確な知識と考え方を融合させないと偏差値に繋がらない。

 

対応は決して難しい事では無いと思うんですが、子供が一人でするのは、中々のハードルかなと。

これは、中学や高校の理科でも同じです。

こういったコツを掴んでしまえば、大学入試でも理科は必ず得点源になります。

 

難関大学の入試問題でも、実はそれほどの難易度ではありません。

知識と考え方を上手く融合させられればですが。

もちろん、文字式等の計算力が必要なのは言うまでもありません。

 

本質的には算数や数学でも同じだと思います。

二等辺三角形。そう聞いて、特徴が全てさっと出てこないうちは、図形の問題は得意にはなりません。

手持ちの武器を全て列挙できるようになってない事が問題なのに、そこから目を背けて、「ひらめきが必要」みたいなよくわからない言葉でごまかします口笛

 

大学入試まで、「ひらめき」なんてそうそう必要でもありません。

私は研究者なので、そう考えるのかもしれませんが。

知識で考えられる範囲を全て考えても分からない場合に、「ひらめき」が必要になるのではないでしょうか。

 

色々書きましたが、あくまでもルッタ流です口笛

 

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